摂津 万里
万里と春組
佐久間 咲也 ”花学古着好きペア”
駅前 咲也「万里くんのTシャツかっこいいですね!どこで買ったの?」
万里「馴染みの古着屋」
咲也「万里くんでも古着屋行くんですね!オレも古着好きだよ!」
万里「まじ?じゃあ、今度その店連れてってやんよ」
公園 万里「俺のよく行く古着屋、この近く」
咲也「へ~。じゃあ、帰りに寄って行きましょう!」
万里「ほら、あそこの古着屋。すげぇおススメ」
咲也「Tシャツが一枚…ん万円!?」
図書館 咲也「古着の良いところは、安いところですよね!」
万里「ビンテージっぽいとこじゃね?」
咲也「ビンテージ…なんだかカッコいいです!」
万里「だろ?今度着なくなったの咲也にやるよ」
碓氷 真澄 ”花学ハイスペックペア”
駅前 万里「なーんかお前にシンパシー感じるわ」
真澄「…それって監督が好きってこと?」
万里「お前も人生イージーモードって感じするからか?」
真澄「は?監督との恋はハードモードだけど」
公園 真澄「…アンタ、監督のこと狙ってんの?」
万里「はあ?いきなりなんだよ。つーか俺先輩な」
真澄「恋愛に先輩も後輩も関係ない」
万里「めんどくせぇ後輩だな、おい…」
図書館 真澄「アンタのこと、学校で見たことない」
万里「あー、基本サボってるからな」
万里「昨日、屋上で告白されてたろ?やるじゃん」
真澄「別に。監督以外の女、興味ない」
皆木 綴 ”人生難易度格差”
駅前 綴「……月の小遣いいくら?」
万里「小遣い?んなもん貰ったことね―けど」
綴「実はお前もアルバイトで生計……」
万里「基本カード払いっしょ。キャッシュは最小限でよし」
公園 綴「人生経験としてバイトはやっとけ」
万里「歯ごたえがあるバイトならやってもいーけど」
綴「興味があるバイトあったら言えよ。紹介してやるから」
万里「へいへい~」
図書館 綴「今月金ねぇ~って思ったことある?」
万里「あー……ねーな」
綴「俺も人生スーパーウルトライージーモードとか言ってみてぇ」
万里「俺は綴のハードモード羨ましいけどな」
茅ヶ崎 至 ”ガチゲーマー組”
駅前 万里「至さんギルイベもう完走とかやばすぎじゃね」
至「ギルマスなめんな」
至「イベ支援してやろうか?」
万里「なんか悔しいんでいいっす」
公園 至「やば、イベガチャきたわ。ちょっと課金してくる」
万里「いってらー」
至「早速緊急メンテとかまじか。しね」
万里「これは8時間コース」
図書館 至「昨日お前にキル食らったのまだ根に持ってるから」
万里「ガキっすか。ゲームの世界は非情っしょ」
至「詫びとして、帰ったら限定クエ付き合え」
万里「そのつもりっすよ。俺も集めたい強化素材あるし」
シトロン ”カラオケ大好きコンビ”
駅前 シトロン「昨日のカラオケもベリーホットだったヨ」
万里「何だかんだ4時間もいちまったな~」
シトロン「今日も採点100点目指すヨ!」
万里「もち」
公園 シトロン「バンリはロックが好きネ?」
万里「そうでもねーけどなんか歌いやすいんだよな」
万里「シトロンの歌う曲はいつもジャンル不明だけどな」
シトロン「日本のカラオケすごいヨ!何でも入ってるネ!」
図書館 シトロン「寮の屋根裏にカラオケルーム作ってみるヨー!」
万里「支配人の部屋カラオケルームにしちゃダメだろ」
万里「あ~、無性に歌いてぇ…」
シトロン「まだフリータイム間に合うネ!GOするヨ!」
卯木 千景 ”脱出ゲーム道場破り”
駅前 千景「万里、面白そうなところ見つけたんだけど行く?」
万里「スパイスとか激辛専門店とかじゃないっすよね…?」
千景「頭と体を存分に使えるところだから」
万里「…へぇ、面白そーじゃん」
公園 万里「おもしれー所って脱出ゲーかよ。まあ…楽しかったけど」
千景「ネットではよくやってたんだけど実際に体験できるって聞いてさ」
千景「調べたら他にもいくつかあるんだな。こことか歯応えありそう」
万里「成功者いまだゼロとか燃えんじゃん。さくっと破ってやろーぜ」
図書館 千景「【何者?】ワンレンとメガネのコンビやばすぎな件【天鵞絨町】」
万里「あ?なんすかそれ。…脱出ゲーのスレ?」
千景「あっという間に有名になっちゃったな」
万里「ま、コレで少しは歯ごたえある脱出ゲーできてくれりゃいいけどよ」
万里と夏組
皇 天馬 ”仲良しセレブ高校生ペア”
駅前 万里「天馬、帰りに買い物付き合え」
天馬「はいはい。仕方ないな」
天馬「そういや、オレもスニーカー見たい」
万里「んじゃ、いつもんとこ行きますか~」
公園 天馬「この公園、前撮影で使ったな」
万里「そういや天馬、一応げーのーじんだったな」
天馬「オレのサイン欲しいなら書くけど?」
万里「はは、バーカ。いらねーよ」
図書館 天馬「今度の新作、どれも良いな。色迷う」
万里「俺なら迷わず黒だけど、天馬はなんかちげーな」
万里「つか、全色買っておけばよくね?」
天馬「名案。そうする」
瑠璃川 幸 ”ファッショニスタたち”
駅前 幸「…その服、いくら?」
万里「突然だな。」
幸「生地見れば質の良さは分かる。ちょっと触らせて」
万里「ちょ、おい!」
公園 万里「衣装って全部幸のデザインなんだろ?」
幸「当然。他に出来るヤツこのカンパニーにはいないでしょ」
万里「衣装のネックレス、終わったら買い取り希望」
幸「分かった。あとで材料費プラスアルファで計算しとく」
図書館 幸「いいとこで服買ってんでしょ。今度連れてって」
万里「別にいーけど、代わりに条件がある」
万里「ファッションコーディネート対決やんね?モデル天馬で」
幸「ふーん、面白そうじゃん。モデルはポンコツだけど」
向坂 椋 ”ケンカはダメです!”
駅前 万里「あー、体なまってんなぁ…」
椋「はっ!ケ、ケンカはダメです~!」
万里「あ?体なまってるって言っただけだろ」
椋「ケンカは運動じゃないです!血じゃなくて汗を流しましょう!」
公園 椋「万里さんはケンカが好きなんですか…?」
万里「好きっつーか…燃えるっつーか」
万里「兵頭と同じ血流れてんなら、実は椋もケンカつえーんじゃね?」
椋「ボ、ボクはカラカラでなよなよのモヤシだからケンカなんて…!」
図書館 万里「椋も男なら一回ガチでケンカやっとけー」
椋「正義の不良さんはカッコいいけど痛いのはちょっと…」
椋「万里さん!ボクにケンカのやり方教えてください…!」
万里「マジ?…やべぇ、兵頭にぶっ殺されそうだな」
斑鳩 三角 ”サンカク探し上級者”
駅前 三角「最近いいさんかく見つからない~しょぼぼーん…」
万里「そもそも「いいサンカク」ってどんなんだ!」
万里「…やべ、見つけちまったわ。サンカク…」
三角「え~!?どこどこー!」
公園 万里「…これ、サンカクじゃね」
三角「あ~!さんかくの葉っぱ!ありがとう!」
三角「ばんり、スーパーさんかくクンあげる!」
万里「なんだその不細工なサンカク…」
図書館 万里「何で俺がサンカク探し手伝ってんだよ…夏組リーダーがやれ」
三角「てんまもサンカク探すの上手だよ~」
三角「てんまも上手だけど、ばんりの方がさんかく探すの上手!」
万里「…嫌な気しねぇのが複雑だわ」
三好 一成 ”イマドキ系男子”
駅前 一成「セッツァー新しいLIMEスタンプ試していい~?」
万里「俺とのトーク画面何だと思ってんだよ」
一成「この前セッツァーと撮った写真400ええな達成した!」
万里「へー、なかなかいったじゃん。次は500めざそーぜ」
公園 万里「やっべ、スマホの電池切れそ。バッテリー持ってる?」
一成「もちもち。ちょい待ち~。」
万里「そのピアスいーじゃん、どこの?」
一成「イイっしょ~?オキニだよーん」
図書館 一成「セッツァーって絶食系男子だよねぇ」
万里「いや、流石にわかんねーわ」
一成「ねね!カラオケ行っちゃわない?新譜歌いたい!」
万里「賛成。天馬呼ぶか」
兵頭 九門 ”ブラコンvsワンレン”
駅前 九門「あんまり近寄んな!ワンレンがうつる!」
万里「お前が寄ってきてんだろ。つか髪型がうつるわけねーから」
万里「芝居のくせが兄貴そっくりだな…」
九門「本当!?兄ちゃんと芝居もオソロだー!」
公園 九門「今日の芝居オレ、兄ちゃん役やる!」
万里「やめろ!」
九門「…アンタ、芝居うまいじゃん。ワンレンのくせに」
万里「今更すぎだな。つーかワンレン関係ねぇだろ」
図書館 万里「人のことワンレン、ワンレンって俺が髪型変えたらどーすんだよ」
九門「イメチェンすんの!?まさか兄ちゃんに憧れて短髪に…?」
九門「そのままが絶対一番いいって!ワンレンは万里のままでいろよな!」
万里「突然デレられると調子狂う…。って…なんか違くねぇ?」
万里と秋組
兵頭 十座 ”死んでも負けねぇ”
駅前 万里「おい、俺の足ひっぱんじゃねーぞ、大根」
十座「あ?なんだとコラ」
万里「兵頭、大根なんだから俺より前に出んじゃねぇ」
十座「お前に関係ねぇだろうが」
公園 万里「んだコラ」
十座「やんのかコラ」
万里「勝手にアドリブ入れんじゃねぇ!」
十座「エチュードにアドリブもくそもあるか」
図書館 十座「てめぇ、椋に変なこと吹き込んだだろ…?」
万里「あん?覚えてね―な」
万里「ちっ。兵頭と喧嘩しただけなのにチップがいつもより多い」
十座「解せねぇが、結果オーライだ」
七尾 太一 ”神モテ研究対象”
駅前 太一「じー…」
万里「…なんだよ気持ちわりーな。俺の顔になんかついてんのか?」
太一「万チャンは俺っちのモテ研究対象ッス!」
万里「なんだそれ…」
公園 万里「太一、アメ食うか?」
太一「自然な流れでアメをくれる優しさ…メモメモ」
万里「のど乾かねぇ?おら、コーラおごってやる」
太一「さり気ない気づかい、かつ当然のようにおごる…。メモメモ」
図書館 太一「万チャン研究結果を試したけど、やっぱモテね~!」
万里「何となく理由分かる気がするわ…」
万里「…お前の場合、モテに貪欲すぎてモテないんじゃね」
太一「ガーン」
伏見 臣 ”アメ係”
駅前 万里「左京さんに設定された今日のノルマ、高すぎじゃね?」
臣「はは。それだけお前に期待してるんだよ」
万里「くっそ…ノルマにギリギリ足らねぇ…」
臣「やれるだけやったんだ、左京さんなら分かってくれるさ」
公園 臣「万里とのストリートACTは安心感があるな」
万里「人任せかよ。別にいーけど」
臣「俺のミス、フォローしてくれてありがとな」
万里「あれくらいよゆ~」
図書館 万里「だりぃ。明日は一限サボるか」
臣「たまにはそういう日があっても良いんじゃないか」
万里「アンタ、たまに甘いよな」
臣「そういう存在も必要だろ?」
古市 左京 ”クソガキvsおっさん”
駅前 万里「テキトーにやれば大丈夫っしょ」
左京「テキトー、か。都合のいい言葉だな」
左京「さっきの芝居、今日の観客は騙されてくれたが――」
万里「まーた長い説教タイムかよ」
公園 左京「お手並み拝見といくか、リーダーさん」
万里「上等じゃねーか」
万里「リーダー、リーダーいうならもうちょい敬ってくれません?」
左京「まずは敬ってもらえるようなリーダーになることだな」
図書館 万里「人生経験とか関係ねぇ。芝居で左京さんに負ける気ないんで」
左京「生意気いうじゃねぇか」
万里「…クソじじぃ」
左京「何か言ったかクソガキ」
泉田 莇 ”対左京悪ガキコンビ”
駅前 莇「同じこと何回も何回も…陰湿なんだよあのオヤジ…」
万里「あ~今日の左京さんの説教いつもの3割増しで長かったな」
莇「ガキの頃は左京にムカつくとよく眼鏡に指紋つけてやった」
万里「…お前もなかなか陰湿だな」
公園 莇「万里さん、リーダー権限でクソ左京大人しくさせられねぇの」
万里「あ?んな権限あったらとっくに行使してるっつーの」
万里「俺はまだ左京さんにリーダーとして認められてねぇだろうしな」
莇「ふーん。…じゃ、先は長そうだな」
図書館 万里「…お前さ、結構左京さんと似てるとこあるよな」
莇「はあ!?アイツと俺が似てるとかまじありえねぇから」
莇「大体、あのクソキンパメガネは小姑みたいにうんたらかんたら…」
万里「そーいうとこだって」
万里と冬組
月岡 紬 ”カフェ友。”
駅前 万里「良いカフェ見つけた。行ってみねぇ?」
紬「へぇ、万里くんのおススメなら間違いないね」
万里「紬さん、緑が多い店好きっすよね」
紬「万里くんはコーヒーの品ぞろえ重視だよね」
公園 紬「カフェって何だかんだ長居しちゃうよね」
万里「この前も2人で3時間くらいいたよな」
紬「美味しいコーヒーが飲みたい気分」
万里「んじゃ、いつもの店寄ってきますか」
図書館 万里「この前教えてもらったカフェ、良かったっす」
紬「良かった。他の人には内緒だよ」
紬「行きたいカフェがあるんだけど、付き合ってくれる?」
万里「いいっすよ」
高遠 丞 ”サッカー部勧誘中”
駅前 丞「摂津、何でもできるならサッカーもできるだろ」
万里「サッカーくらいよゆーだけど」
丞「サッカー、人数足らないんだ。やらないか?」
万里「良いっすよ。それなりに手応えがある相手なら」
公園 丞「たまにはサッカーすんのも楽しいだろ?」
万里「そうっすね。たまになら悪くないかも」
丞「よし、リフティングして帰るか」
万里「冗談だよな?まさか本気で言ってんのか…?」
図書館 万里「俺、いつの間にかサッカー部準所属になってません?」
丞「違うのか?」
丞「摂津ならスウィーパーもできそうだな…」
万里「どのポジションもよゆーっす」
御影 密 ”イーグルズ・アイ”
駅前 万里「密さん、ダーツ対決しねぇ?」
密「面倒くさい」
万里「ダーツ対決、勝ったらマシュマロ100袋」
密「やる」
公園 万里「イーグルズアイ、まともに勝負できる人アンタだけっす」
密「的に当てるだけ。簡単」
密「ぐーすぴー…ダブルブル…」
万里「夢でもイーグルズアイやってる…!?」
図書館 万里「イーグルズアイ、ダブルスでやってみねぇ?」
密「賞金マシュマロ1000袋」
万里「ダブルブル、どっちが多く獲れるか勝負しません?」
密「たぶん、負けない」
有栖川 誉 ”早口コトバトル”
駅前 誉「今日もアレで勝負だ、万里くん」
万里「臨むところっす」
誉「魔術師魔術修業中…序の口だね」
万里「魔術師魔術修業中」
公園 万里「いくぞ。花咲く桜の山の桜花咲く桜あり散る桜あり」
誉「花咲く桜の山の桜花咲く桜あり散る桜あり!ふふん♪」
万里「なかなかやるっすね」
誉「今日も早口コトバトルは引き分けのようだ」
図書館 誉「今日はとっておきの早口言葉を持ってきたのだよ!」
万里「へぇ、楽しみっす」
誉「伝染病予防病院予防病室伝染病予防法!」
万里「伝染病予防病院予防病室伝染病予防法」
雪白 東 ”美容室が同じ”
駅前 万里「東さん、髪少し切りました?」
東「傷んでた毛先だけだよ。よく分かったね」
東「まさか万里と使ってる美容院が同じだなんてね」
万里「鉢合わせるのは勘弁すよ」
公園 東「あれ、万里ちょっと髪傷んでない?ここ」
万里「近いっす」
東「ヘアケアは大事だよ。サロン専売のトリートメント塗ってあげる」
万里「いや、自分で塗れるんで」
図書館 万里「東さん、髪短くしないんすか?」
東「イメチェンってやつだね。似合うかな?」
万里「髪が短い東さんか…想像つかねぇわ」
東「ふふっ、みんなが驚くなら切ってもいいかな?」
ガイ ”手合わせ志願”
駅前 万里「ガイさん、喧嘩つよそーだよな。従者って護衛もすんの?」
ガイ「もちろん。主人の身を守るのも俺の大事な仕事だ」
万里「外国人と喧嘩したことねーな。ちょい手合わせしてくんね?」
ガイ「悪いが、一般人それも未成年との戦闘は違反にあたる」
公園 万里「最近、体が鈍ってんすよ。模擬戦ってことでどーすか」
ガイ「摂津がそれほど頼むとは…」
ガイ「…模擬戦ならいいだろう。ただし古市の許可は必須だ」
万里「左京さんから喧嘩の許可とか永遠に出なさそうだな…」
図書館 万里「秋組リーダーとしてアクションの参考ってことで許可とれました」
ガイ「それは光栄だ。タイマン…ということで良いだろうか」
ガイ「受け身と防御だけしっかりとってくれれば問題ない」
万里「この人ガチもんっぽいけど…やべ、すげぇ燃えてきたわ」
兵頭 十座
十座と春組
佐久間 咲也 ”不器用まっすぐ!”
駅前 咲也「お客さんいっぱいですね…!」
十座「……」
咲也「十座くん、もしかして緊張してました?」
十座「…別に、してねえ」
公園 咲也「公園でお芝居か…何が良いかな」
十座「俺にプランがある。設定は公園デビューで行くぞ」
咲也「ちょっと失敗しちゃったけど、失敗は成功の基っていうし…!」
十座「…必ず次に活かす」
図書館 咲也「ええっと…お、オレから芝居始めますね!」
十座「お、おう。いつでも来い」
十座「今回は少し上手くいった…気がする」
咲也「うんうん!帰りにクレープ食べていきましょう!」
碓氷 真澄 ”デフォルト不愛想ペア”
駅前 真澄「アンタ、愛想悪すぎ」
十座「お前には言われたくねぇな」
真澄「監督の笑顔が見たい…」
十座「…そうか」
公園 真澄「はぁ…監督がいないとやる気になれない」
十座「そうか」
真澄「臣の手伝いしたら、監督に褒められた」
十座「良かったな」
図書館 真澄「…監督の声が聞こえた気がした」
十座「…大丈夫か?」
真澄「監督にカレーパン買って帰る」
十座「分かった。先に帰ってる」
皆木 綴 ”ガラの悪い弟?”
駅前 十座「……」
綴「緊張すんのは分かる。ただ客睨むのはやめとけ」
綴「コンビニでアイスでも買って帰るかー」
十座「うす」
公園 綴「お前もわりかし苦労人タイプだろ」
十座「思ったことないっす」
綴「お前、一人でため込むタイプの顔してるわ」
十座「???どんな顔っすか?」
図書館 綴「見かけはいかついけど可愛いとこあるよな、十座」
十座「はじめて言われたっす…」
綴「伏見さんがお前に菓子作ってやりたくなる気持ち、分かるわ」
十座「???」
茅ヶ崎 至 ”格ゲー感あるよね”
駅前 至「……」
十座「な、なんすか…?」
至「↓↑○△→↑←」
十座「!?」
公園 至「十座みてると無性にコマンド打ちたくなるわ」
十座「コマンド…?ゲームっすか?」
至「俺が↑→って言ったら回し蹴りしてみて」
十座「う、うす…?」
図書館 至「昔ハマった格ゲーに十座みたいなキャラいたんだよなぁ」
十座「格ゲー…やったことねぇ」
至「俺が→↑○△↓↓って言ったら波動砲撃って」
十座「流石に無理っす」
シトロン ”ジャパニーズヤンキー!”
駅前 シトロン「ジャパニーズヤンキーワタシ、会いたかったヨー!」
十座「あ…?なんでだ…?」
シトロン「ヤンキーは学園モノで一番涙誘うポジションネ!」
十座「???」
公園 シトロン「ジューザ、リーゼント絶対似合う思うネ!」
十座「そうっすか…?」
十座「リーゼントはしたことねぇな」
シトロン「ジューザはリーゼントよりもオールバック派ネ!」
図書館 シトロン「メリケンサックどこに忍ばせてるネ?」
十座「いや、持ってねぇっす」
シトロン「空き地の決闘ある時は招待してほしいヨー!」
十座「う、うす」
卯木 千景 ”辛党vs甘党”
駅前 十座「この前オススメしてもらった和菓子屋行きました」
千景「赤唐辛子せんべい、絶品だっただろ?」
十座「特盛生クリームぜんざいがうまくて常連になりそうっす」
千景「…そうか。それは良かった」
公園 十座「近くにうまい中華まんの店があるんすけど、寄ってきます?」
千景「いいね。小腹も空いてきたし」
十座「オススメはイチゴ生チョコまんっす」
千景「それは中華まんなのか…?」
図書館 十座「…イチゴ生チョコまん、一口どうっすか」
千景「…じゃあ俺の激辛麻婆まん一口と交換してみようか」
十座「もぐもぐ。(…甘いもんが食いてぇ)」
千景「…もぐ。(…辛いものが食べたい)」
十座と夏組
皇 天馬 ”セレブと用心棒”
駅前 天馬「……」
十座「なんだ?」
天馬「…やっぱり、なんでもない」
十座「変な奴だな」
公園 天馬「……その、この前はありがとな」
十座「……何の話だ?」
天馬「この前、変な奴に絡まれてるところ助けてくれただろ」
十座「……ああ。あんなのなんてことねーよ」
図書館 十座「芸能人も大変だな。イメージってのも大事なんだろ」
天馬「もう慣れた。いつも一人で何とかしてきたし」
十座「何かあったら俺で良ければ呼べよ」
天馬「……ああ」
瑠璃川 幸 ”秘めた情熱”
駅前 十座「よし、やるぞ」
幸「仏頂面のクセになーに気合入れちゃってんのさ」
幸「クールに見えてハートは熱い…。中身までテンプレか」
十座「???」
公園 十座「性別分かってても、やっぱり妙な気分だな…」
幸「何の話?」
幸「動きが雑なんだよね。オレの作った衣装殺す気?」
十座「わ、悪い…」
図書館 十座「テンプレヤンキーってどういう意味だ?」
幸「辞書使え。ついでに頭も使え」
幸「ケンカすんのは勝手だけど、衣装傷つけたらころす」
十座「気をつける」
向坂 椋 ”いとこ同士”
駅前 椋「十ちゃんとお芝居が出来て嬉しいな」
十座「…そうか」
十座「悪い、足ひっぱっちまったな」
椋「そんなことないよ!十ちゃん、かっこよかったよ」
公園 椋「昨日読んだ漫画のヒーローが十ちゃんにそっくりだったんだよ」
十座「そ、そうか」
椋「すっっごく面白いから、帰ったら貸してあげるね!!」
十座「お、おう…」
図書館 椋「お母さんが十ちゃんに会いたがってたよ」
十座「そうか。今度、向坂の方に顔出す」
椋「昔よく九ちゃんと3人で遊んだボードゲーム、まだある?」
十座「探せばあると思う。またやるか?」
斑鳩 三角 ”目つきがさんかく!”
駅前 三角「じー…」
十座「???」
三角「やっぱり目つきがさんかく~!」
十座「目つきがサンカク…?」
公園 三角「じゅーざはさんかく探すの好き?」
十座「…サンカクは探したことないっす」
三角「見て見て!あそこでさんかくケーキ売ってる!」
十座「…寄ってくか」
図書館 三角「目からさんかくビーム出そう~」
十座「流石に出ないッス」
三角「さんかくな目つき良いな~!カッコいい~!」
十座「あざっす」
三好 一成 ”硬派with軟派”
駅前 一成「テンションあげてこ!ウェーイ!」
十座「うぇ、うぇーい…。掛け声か何かっすか…?」
一成「ねね!一緒にガンつけて写真とろ♪」
十座「こうっすか?」
公園 一成「ヒョードルの~素敵なスマイル見てみたい~♪はい!」
十座「……」
一成「オレの神スマイルみてみて~」
十座「神スマイル…?」
図書館 一成「オレとファンサの鬼めざそ~」
十座「鬼を目指す…。やってみます」
一成「ヒョードル!あれじゃただの鬼だから~!」
十座「ファンサ、むずいっす」
兵頭 九門 ”兵頭ブラザーズ”
駅前 九門「~~♪」
十座「…ずいぶん嬉しそうだな。なにか良いことでもあったのか?」
九門「兄ちゃんとこうやって芝居できんのが嬉しいんだ!」
十座「…そうか」
公園 十座「今夜、久しぶりに一緒に風呂入るか?」
九門「!!!いいの!?入る入る!絶対入る!!」
九門「あ!夜練のあと夏組みんなで入る約束してた…!明日でいい…?」
十座「…ああ。明日風呂でその話聞かせてくれ」
図書館 十座「今週末、家に帰ってこいって母さんからLIMEきてた」
九門「じゃあ夕飯は豚の角煮とショートケーキだね!」
九門「ねえねえ!帰る時兄ちゃんのバイク乗せて!」
十座「ああ。そのつもりだ」
十座と秋組
摂津 万里 ”死んでも負けねぇ”
駅前 万里「おい、俺の足ひっぱんじゃねーぞ、大根」
十座「あ?なんだとコラ」
万里「兵頭、大根なんだから俺より前に出んじゃねぇ」
十座「お前に関係ねぇだろうが」
公園 万里「んだコラ」
十座「やんのかコラ」
万里「勝手にアドリブ入れんじゃねぇ!」
十座「エチュードにアドリブもくそもあるか」
図書館 十座「てめぇ、椋に変なこと吹き込んだだろ…?」
万里「あん?覚えてね―な」
万里「ちっ。兵頭と喧嘩しただけなのにチップがいつもより多い」
十座「解せねぇが、結果オーライだ」
七尾 太一 ”漢の背中に憧れて”
駅前 太一「十座サン、ちょっと後ろむいて欲しいッス!」
十座「ああ…」
太一「くぅー、背中から滲みでる男らしさ!最高ッス!」
十座「???」
公園 太一「十座サンは男の中の男ッス!憧れるー!」
十座「俺なんかに憧れ…?おかしな奴だな」
太一「他人を圧倒するような鋭い目もかっけーッス!なりたいッス!」
十座「…モテは良いのか?」
図書館 太一「十座サンの漢道、伝授して欲しいッス!」
十座「そんなもんねぇ」
十座「太一、お前俺の背中が好きなのか?」
太一「そうッスけど…ちょっと違うッス!」
伏見 臣 ”理想の専属パティシエ”
駅前 十座「昨日食ったどら焼き、美味かったっす」
臣「良かった。今度は抹茶と黒砂糖生地にするか」
臣「何か食べたいもんあるか?」
十座「…あんみつ」
公園 臣「臨時収入があったから、今日のデザートは二種盛だ」
十座「…!」
十座「……」
臣「早く帰りたそうだな。そんなにデザート楽しみなのか?」
図書館 臣「パリ・ブレストとタルトタタン、帰る頃には食べごろだな」
十座「!!!あれ、家で作れるんすか…」
臣「作って欲しいものがあったら教えてくれ」
十座「…うす」
古市 左京 ”顔面師弟コンビ”
駅前 左京「本番のつもりで臨め」
十座「うす」
左京「帰ったら殺陣の稽古つけてやる」
十座「あざす」
公園 十座「…周りに人がいねぇ」
左京「…まさか、俺たちにビビってんのか?」
左京「芝居はもちろんだが、愛想笑いの稽古も必要だな…」
十座「愛想笑い…」
図書館 左京「今日はファンサービスの練習も兼ねるぞ」
十座「ファンサービス…」
十座「ファンサービス、奥が深いっす」
左京「そうだな…控えめに言って大失敗だった」
泉田 莇 ”実年齢+5”
駅前 十座「莇は大人びてんな。九門と並ぶと余計中坊には見えねぇ」
莇「アンタの弟がガキくさいのも大きいと思うけど」
莇「十座さんもぶっちゃけ学生には見えねぇよ」
十座「…ああ。よく言われる」
公園 十座「実年齢より上に見えるのは…髪型のせいか?」
莇「あー、それはあるかも。しばらく下ろしてみれば」
十座「髪を下ろす…か…。…………」
莇「そんなに悩むことねーだろ…オールバックがポリシーとか?」
図書館 十座「映画館で学生料金払うとたいてい止められる」
莇「分かる。料金がらみはめんどーだよな」
十座「若く見える方法…東さんに聞いてみるか」
莇「いや、そもそもアンタとじゃ路線が違いすぎねーか…?」
十座と冬組
月岡 紬 ”夜中のコンビニ好き”
駅前 紬「まさか夜中に隣町のコンビニで会うなんて思わなかったよ」
十座「隣町だと知り合いに会うこともないんで」
紬「俺は散歩がてら。夜中のコンビニって落ち着くよね」
十座「分かるっす」
公園 十座「夜中に一人で歩くの、危ないっす。紬さん、弱そうだし」
紬「あはは、男だから大丈夫だよ」
紬「みんなに内緒で夜中にコンビニって…何だか楽しいね」
十座「少し…分かるっす」
図書館 紬「隣町のコンビニ、スイーツの品ぞろえ良いよね」
十座「有り難いっす」
十座「今夜、0時に玄関前で待ってるっす」
紬「了解」
高遠 丞 ”武骨系185cmペア”
駅前 丞「最近のガキは身長高いな」
十座「伸びたっす」
丞「やっぱり180cm超えの男2人並ぶと威圧感でちまうな…」
十座「身長はどうしようもないっす」
公園 十座「ファンサービスってどうすりゃ良いっすか?」
丞「手本、見せてやる」
十座「…これがファンサービス」
丞「自分を捨てろ。それだけだ」
図書館 十座「演技力あがったら冬組みたいな芝居もやってみたいっす」
丞「タッパがあって喧嘩慣れしてるなら、秋組は最適だな」
十座「…監督に電球換え頼まれてたの忘れてた」
丞「…そういえば俺も頼まれてたな」
御影 密 ”LeaveMeAlone”
駅前 密「うるさいのは嫌い。ひとりが楽」
十座「同感っす」
密「オレと十座は似てるね。ルームメイト、十座が良かった」
十座「俺もっす。部屋替え制度欲しいっす」
公園 密「……」
十座「……」
密「ぐー…すぴー…」
十座「……」
図書館 密「寝ちゃったら起こして」
十座「うす」
密「眠い。寝るから起こさないで」
十座「うす」
有栖川 誉 ”三白眼コンビ”
駅前 誉「うむ…」
十座「…なんすか?」
誉「一成くん曰く、ワタシと十座くんは顔立ちが似ているらしい」
十座「そうなんすか?誉さんは人相悪くみえないっす」
公園 誉「分かったぞ、キミとワタシは三白眼なんだ!」
十座「三白眼…?」
誉「ワタシたちは白目が大きいだろう?そういうことさ」
十座「理解したっす」
図書館 十座「誉さんは三白眼で嬉しいんすか?」
誉「もちろん。エキゾチックさを演出しているだろう♪」
誉「天才と似た目に生まれてよかったね」
十座「よく分からないすけど、親に感謝しておきます」
雪白 東 ”スーパー和菓子タイム”
駅前 十座「この前は水まんじゅう、あざした」
東「みんなで食べた方が美味しいからね」
十座「取り寄せた甘味が届くんで夜持っていきます」
東「楽しみだな。お茶淹れて待ってるね」
公園 東「洋菓子も良いけど、和菓子は上品な甘さで好きだよ」
十座「あんこ、美味いっす」
東「帰りにあんみつ食べて帰ろうか」
十座「!!!うす」
図書館 東「十座のくれたあんみつ、すごく美味しかったよ。黒蜜が最高」
十座「分かってもらえてうれしいっす…!」
東「ボクのとっておきを用意したから、こっそり食べようね」
十座「た、楽しみにしてます…」
ガイ ”男は黙ってオールバック”
駅前 十座「やけに『オールバックコンビ』って声かけられんな…」
ガイ「ああ。俺たちはいつの間にかコンビを結成していたようだ」
ガイ「不可思議ではあるが…悪いことでもないだろう」
十座「うす。俺も、とりあえず気にしないことにします」
公園 十座「九門から一成さんのインステ画面送られてきたんすけど」
ガイ「…俺と兵頭の写真か。これは先日、洗面所で隣あった時のだな」
十座「#オールバックコンビ結成おめ…って書いてありますね」
ガイ「これが原因か…」
図書館 十座「オールバック、そんなに物珍しいもんなのか…?」
ガイ「日本の若者にはあまり見かけない気がしなくもない」
ガイ「オールバックは紳士のヘアスタイルとされている。誇るべきだ」
十座「紳士の…。やっぱり男は黙ってオールバックってことだな」
七尾 太一
太一と春組
佐久間 咲也 ”元気印BOYS”
駅前 咲也「ShowMustGoOn!で頑張ろう!」
太一「ShowMustGoOn! 響きがかっけ~!」
咲也「他のストリートACT見ていこう!」
太一「サックン真面目~!でも、そーいうとこが好きッス♪」
公園 太一「花学の制服めちゃイケッス!憧れる!」
咲也「O高の学ランもカッコイイと思うけどな」
咲也「今度、制服交換してみる?」
太一「するするー!夢のブレザーデビューッス!」
図書館 太一「俺っちとサックン、髪の色ちょっと似てるよね!」
咲也「本当だ!誉さんも赤いよね!」
太一「赤髪ブラザーズ結成するッス~!」
咲也「なんかカッコいいね…!帰ったら誉さんを誘おう♪」
碓氷 真澄 ”超恋愛脳ズ”
駅前 真澄「はぁ…好き…監督が好きすぎて辛い」
太一「く~!俺っちもそんな恋して~!」
太一「俺っち遠距離恋愛とかちょっと憧れるッス!」
真澄「監督と離れるとか、無理」
公園 太一「あ~!あんなところでカップルがキ、キ…!」
真澄「俺も監督とキスしたい…」
太一「俺っちもいつか彼女と公園でキ、キッスを…!」
真澄「監督と…キス…ふふ」
図書館 太一「俺っちも真澄クンみたいにモテて~!超モテて~!」
真澄「監督以外、どうでも良い」
太一「近くに恋愛成就のパワースポットがあるらしいよ!」
真澄「行く」
皆木 綴 ”下の子思いお兄ちゃん”
駅前 綴「そーいや、太一って実は長男なんだよな?」
太一「ッス!俺っちもお兄ちゃんポジ狙っちゃうッスよ!」
綴「お前弟キャラだろ?お兄ちゃんキャラまでとろうとすんな!」
太一「お兄ちゃんキャラはテッパン!モテには貪欲にいくッス!」
公園 綴「長年お兄ちゃんやってると我慢が身についちゃうんだよなぁ」
太一「分かる!く~甘やかしてくれる年上のカノジョが欲し~!」
太一「綴くんはいい人止まりで終わるタイプっしょー!」
綴「お前本当にモテのことしか頭にないんだなぁ…」
図書館 綴「何か太一とは近いもんを感じるんだよなー」
太一「綴クンに言われるとなんか嬉しくないッス!」
綴「無性に実家の弟たちに会いたくなってきたわ」
太一「俺っちも妹に会いたいッス」
茅ヶ崎 至 ”無課金vs廃課金”
駅前 至「限定ガチャ、これは欲しい」
太一「あ、俺っちもまわしてみるッス!」
太一「やったー!こつこつ溜めた石で激レアゲットッス♪」
至「…太一、俺にケンカ売ってんの?」
公園 太一「俺っちも課金したことくらいあるッスよ!300円!}
至「は?課金厨なめんな」
太一「至サンの装備すげー!裏技ッスか!?」
至「裏技?地道な結果だよ。課金は裏切らない」
図書館 太一「俺っちも至サンのギルド入りたいッス!」
至「300レベ超えてから来い」
太一「俺っちは無課金でイベント走るッスよー!」
至「全力で潰す」
シトロン ”語尾がくどいズ”
駅前 シトロン「タイチとってもキュートネ。すぐにラバーできるヨ!」
太一「本当ッスか!?早くカノジョ欲しいッス~!」
シトロン「タイチの語尾、とってもユニークネ」
太一「シトロンに言われたくないッス!」
公園 シトロン「タイチはお手と待てが出来るネ?」
太一「俺っち犬じゃないッスー!できるけど!やっちゃうけど!」
シトロン「タイチ、お手ネ」
太一「ワン♪…って、やらせないで欲しいッス~!」
図書館 太一「合コン憧れるッス~!」
シトロン「ワタシが主催やるネ!」
シトロン「とりあえずキツネたくさん捕まえておくダヨ!」
太一「コンの意味やっぱり間違ってるッス~!」
卯木 千景 ”世界の恋愛事情”
駅前 太一「ち、千景サンは…外国の女の人と付き合ったことあるッスか!?」
千景「それは太一の豊かな想像力に任せるよ。けど、突然どうして?」
太一「海外飛び回ってるから、恋愛もワールドワイドなのかなって!」
千景「業務外の接触は避けてるから。期待に応えられなくて悪いな」
公園 太一「海外と日本じゃ、やっぱり恋愛の仕方って違うんスかね?」
千景「まあそうだろうね。海外じゃ告白ってあんまりしないし」
太一「ええ!?じゃあ、どうやってお付き合いが始まるんスか…!?」
千景「なんとなく、雰囲気をお互い察して…って感じじゃないかな」
図書館 千景「日本人は恋愛も真面目だな。浮気が当たり前の国だってあるのに」
太一「浮気なんて絶対ダメッス!浮気なんてされたら俺…立ち直れない…」
太一「千景サンのおかげで、モテの教養が高まった気がするッス!」
千景「モテの教養ね。そんなものがなくても、太一はいい恋愛ができるよ」
太一と夏組
皇 天馬 ”O高補習常連組”
駅前 太一「あー!あそこにいるのサトゥーだ!」
天馬「げっ、生活指導の佐藤…」
太一「天チャン、サトゥー苦手っしょ?」
天馬「あいつと仲が良いお前はどうかしてる」
公園 太一「天チャン、補習何教科だった?」
天馬「補習前提か!」
太一「も、もしかして補習回避!?天チャンがいないの寂しいッス~」
天馬「不本意だが今回もお前と補習うけてやるよ!」
図書館 天馬「補習のせいで始めるの遅くなったな…」
太一「今から挽回ッス!」
天馬「コイツと補習ってことは脳レベルが同じなのか…?信じたくない」
太一「わーん!天チャンひどいッスー!」
瑠璃川 幸 ”隠れ幼なじみ”
駅前 幸「馬鹿犬って昔から馬鹿犬なの?」
太一「馬鹿とか犬っぽいとは言われてたけど馬鹿犬は幸チャンが初ッス!」
幸「馬鹿犬、行くよ~」
太一「わんわん☆」
公園 太一「ゆ、幸チャンの初恋っていつ…?」
幸「いきなり何?教えるわけないじゃん」
太一「えっと、俺っちの初恋は~」
幸「興味ない」
図書館 太一「たまには幸チャンに名前で呼んでもらいたいッス!」
幸「今日のストリートACT、上手くできたらね」
幸「…生地屋寄って帰るよ、太一」
太一「うん!…え!?ゆ、幸チャ~ン!」
向坂 椋 ”むっちゃん&たいっちゃん”
駅前 椋「太一くんの髪かっこいいね!」
太一「あざす!むっちゃんのふわふわパーマも超可愛い!」
太一「むっちゃん、髪型も王子様意識してんの?」
椋「そういうワケじゃないけど…王子様っぽいかな…?えへへ」
公園 太一「むっちゃんも俺っちのこと「たいっちゃん」って呼んでよ!」
椋「ええ!?でも、太一くん年上だし…」
椋「た、たいっちゃん…!」
太一「なーに、むっちゃん♪」
図書館 椋「ワンコ系男子は年上のヒロインからモテることが多いんだよ…!」
太一「と、年上から!?お、俺っち、おねーサンのお相手できるかな?」
椋「あ、でもワンコ系男子は当て馬になることも多くて…」
太一「あ、当て馬は嫌ッス~!」
斑鳩 三角 ”折り紙好き”
駅前 三角「うーん、たいちにはさんかくない~。がっかり~」
太一「な、なんかショックッス!」
太一「サンカク…いざ探してみるとないもんッスね~」
三角「でしょ~?さんかく探しは奥が深い…」
公園 三角「折り紙ってすごい!一回折るだけでキレイなさんかく!」
太一「俺っち、折り紙は得意ッスよ~!」
太一「じゃーん!俺っちの妙技★ハイパー折り紙のドラゴン~!」
三角「さんかくの方が良かった…」
図書館 三角「折り紙でスーパーさんかくクン作る~」
太一「任せて欲しいッス!」
三角「たいちは折り紙の天才~!」
太一「えへへ、照れるッス~」
三好 一成 ”ワンワンコンビ”
駅前 一成「たいっちゃん、オレらワンワンコンビだって!」
太一「太「一」と「一」成でワンワンか…!幸チャン天才!」
一成「ワンワン♪」
太一「ワンワン♪」
公園 一成「たいっちゃん、オレの作品でデルモデビューしちゃう!?」
太一「やべー!しちゃうしちゃう!」
一成「んじゃあ、脱いで~」
太一「ええ!?ま、まさかのヌードモデル…!?」
図書館 太一「俺っちも合コン行きたいっす~!」
一成「いこいこ!たいっちゃん絶対人気出る!」
一成「合コン、ゆっきーみたいな子集めればおけっしょ?」
太一「なななななんで幸チャン!?」
兵頭 九門 ”十座ファンクラブ”
駅前 太一「十座サンみたいな兄貴がいて九チャンが羨ましいッス!」
九門「えへへ、いいでしょ?オレの自慢なんだ!」
太一「十座サンて、昔っからあんな硬派でカッコいいの?」
九門「うん!兄ちゃんは生まれた時から誰よりもカッコいいんすよ!」
公園 太一「九チャンはさ、十座サンのどこが一番好きなの?」
九門「えっと…カッコよくて優しくて…ダメだ決められない!全部!」
九門「太一さんは、兄ちゃんのどこが一番好き?」
太一「うーん…男気があってクールで…全部!九チャンと一緒だね!」
図書館 九門「みてみて!これ実家でケーキ食べてる兄ちゃんの写真!」
太一「1ホールをひとりで!?食い方ワイルドでかっけー!」
太一「じゃじゃん!これ、稽古で激写した十座サンの腹筋!」
九門「太一さんナイスすぎ!さっきの写真と交換しよ!」
太一と秋組
摂津 万里 ”神モテ研究対象”
駅前 太一「じー…」
万里「…なんだよ気持ちわりーな。俺の顔になんかついてんのか?」
太一「万チャンは俺っちのモテ研究対象ッス!」
万里「なんだそれ…」
公園 万里「太一、アメ食うか?」
太一「自然な流れでアメをくれる優しさ…メモメモ」
万里「のど乾かねぇ?おら、コーラおごってやる」
太一「さり気ない気づかい、かつ当然のようにおごる…。メモメモ」
図書館 太一「万チャン研究結果を試したけど、やっぱモテね~!」
万里「何となく理由分かる気がするわ…」
万里「…お前の場合、モテに貪欲すぎてモテないんじゃね」
太一「ガーン」
兵頭 十座 ”漢の背中に憧れて”
駅前 太一「十座サン、ちょっと後ろむいて欲しいッス!」
十座「ああ…」
太一「くぅー、背中から滲みでる男らしさ!最高ッス!」
十座「???」
公園 太一「十座サンは男の中の男ッス!憧れるー!」
十座「俺なんかに憧れ…?おかしな奴だな」
太一「他人を圧倒するような鋭い目もかっけーッス!なりたいッス!」
十座「…モテは良いのか?」
図書館 太一「十座サンの漢道、伝授して欲しいッス!」
十座「そんなもんねぇ」
十座「太一、お前俺の背中が好きなのか?」
太一「そうッスけど…ちょっと違うッス!」
伏見 臣 ”凸凹同室世話焼きペア”
駅前 太一「今夜も衣装作り手伝ってくるッス!」
臣「太一の好きなホットドック差し入れするよ」
太一「チーズホットドッグにしてほしいッス!」
臣「了解。チーズたっぷりのせとくからな」
公園 臣「部屋、少し片づけておいたぞ」
太一「ありがとう…って、あああアレ見た!?」
臣「安心しろ。思春期男子の聖域を脅かすようなことはしない」
太一「良かった…けど、なんか恥ずかしいッス…!」
図書館 太一「臣クン!今度カメラ教えて!」
臣「構わないが…急にどうしたんだ?」
太一「カメラはモテアイテムッスよ!」
臣「なるほどな。分かった。イチから教えるよ」
古市 左京 ”左京にぃについてくッス!”
駅前 太一「左京にぃみたいなデキるインテリ男子…憧れるッス!」
左京「ったく、お前は未来像がブレブレなんだよ」
太一「左京にぃ~ワンワン♪」
左京「ちっ。どうして俺の周りには犬みてぇなのが集まってくるんだ」
公園 太一「俺っちも眼鏡かけようかな…」
左京「どう考えてもお前視力2.0だろうが」
太一「眼鏡男子ってモテのテッパンすよね!」
左京「少なくとも、松川がモテているようには思えないがな」
図書館 太一「左京にぃを見習って、趣味を読書にしたっす!」
左京「目的はどうであれ、良い傾向だな」
太一「分からない漢字が多すぎて辞書片手ッス!全然進まない!」
左京「小学生用の児童書からはじめろ」
泉田 莇 ”純愛派ボーイズ”
駅前 太一「あーちゃん、今夜ひま?」
莇「別に予定はなにもねぇけど…」
太一「バルコニーで恋バナ大会するッス!」
莇「こ、恋バナ!?別に興味ねーし!お、俺は不参加で」
公園 太一「俺っち、いつになったらカノジョできんのかなぁ…」
莇「か、彼女とかはえーだろ!太一さんまだ高校生だし…」
太一「男子の結婚は18歳からだよ?全然早くないっしょ!」
莇「いや、早い。改正するべきだな」
図書館 莇「太一さん、彼女の前にまず好きな女作るとこからじゃね」
太一「は!そーだった…」
太一「俺決めた!恋活しよ!あーちゃんも――」
莇「遠慮しとく」
太一と冬組
月岡 紬 ”宿題駆け込み寺”
駅前 紬「天馬くんが宿題多いって言ってたけど、太一くんは終わった?」
太一「ギク…!」
太一「宿題半分も終わってないッス~!」
紬「やっぱり…。宿題はコツコツやろうね」
公園 太一「紬サンのおかげで宿題提出できたッス!」
紬「良かった。困ったらいつでも声かけてね」
太一「良かったら今夜も宿題見てほしいッス…!」
紬「もちろん。夜稽古が終わったらバルコニーでやろうか」
図書館 太一「紬サ~ン!ヘルプッス~!」
紬「今日は現国?それとも歴史?」
太一「うう…カンパニーに紬サンがいてよかったッス…!」
紬「もう、大袈裟だなぁ。でも、役に立てて俺も嬉しいよ」
高遠 丞 ”元同門”
駅前 太一「丞さんと一緒に芝居すんの、やっぱ緊張するッス…!」
丞「何でか分からないが、とにかく落ち着け」
太一「丞さんは俺っちの立場からしたら、天上人ッス…!」
丞「そういうもんか?今は違うんだ、過去は関係ない」
公園 太一「GOD座の「王子合宿」って何やるんスか?」
丞「…ノーコメントだ。思い出したくない」
太一「丞さんの王子役、超かっこよかったッス!特に…」
丞「記憶から消してくれ、頼む」
図書館 太一「丞サンの芝居は貫禄があってオーラガンガンでやばいッス!」
丞「七尾もただ器用なだけの芝居じゃなくなったと思う」
丞「この劇団に入って、芝居が断然よくなったよ」
太一「……!」
御影 密 ”一緒にお昼寝ッスよ!”
駅前 太一「良い天気ッスね~!」
密「お昼寝日和…ぐぅ…」
太一「俺っちも眠くなってきたッス…」
密「ぐーすぴー…」
公園 太一「おススメのお昼寝スポット教えてほしいッス!」
密「寮なら中庭のベンチか東の部屋」
太一「今度お昼寝する時は俺っちも誘ってくださいッス!」
密「じゃあ、今から。ぐー…」
図書館 密「寝る子は育つって言う。太一もたくさん寝た方がいい」
太一「はっ!確かに!」
太一「早速お昼寝ターイム!」
密「スタート。ぐー…」
有栖川 誉 ”睦言ボキャブラレッスン”
駅前 太一「語彙力豊富な誉サンに教えてほしいことがあるッス…!」
誉「確かにキミは語彙が貧困そうだ。なんでも教えてあげよう」
太一「ピ、ピロートークを教えてほしいッス…!」
誉「これはまた…。睦言はまだキミには早いんじゃないかな?」
公園 誉「睦言と言うのは…ごにょごにょ…」
太一「え、え~~~!お、オトナの階段ッス…」
太一「ど、動揺で芝居がボロボロだったッス…」
誉「初々しくていいと思うがね」
図書館 太一「こ、今後の参考に睦言の例を教えてほしいッス…」
誉「なに、恋人への愛の囁きさ。例えば…」
太一「俺っち、早くオトナになるッス…!」
誉「頑張り給え、太一くん♪」
雪白 東 ”飼い主とペット”
駅前 太一「東サン、今日も美人ッス!」
東「ふふっ、ありがとう」
東「ワンコくんを見てると癒やされるよ。アニマルセラピーかな?」
太一「よく分かんないけど良かったッス!」
公園 東「ワンコくん、お手」
太一「ワン♪…って、俺っちは犬じゃないッス~!」
東「ワンコくんのおかげでチップ沢山だね。えらい、えらい」
太一「う~ん、撫でられるのも嫌な気はしないッス…」
図書館 東「ふふっ、何だか犬を飼ってるみたいだね」
太一「東サンになら飼われても…ってその思考は流石にやばい!」
太一「今日のノルマ達成ッスー!」
東「ふふっ、ぶんぶん振ってるしっぽが見える」
ガイ ”紳士モテ教室”
駅前 太一「ガイサンって、渋くて紳士って感じッスよね!」
ガイ「紳士、か。自分では分からないが礼を言っておこう」
太一「俺っちも女の子に「紳士だね☆」って言われてみたいッス~!」
ガイ「紳士的であることは女性相手に限らず良いことだ。手を貸そう」
公園 ガイ「髪型を変えるのはどうだろう?イメチェンというやつだ」
太一「イメチェン!?ど、どんな風に…?」
ガイ「オールバックにするだけだ。形から入るのも有効だろう」
太一「十座さんもやってるし…ちょっと試してみるッス!」
図書館 太一「オールバック…なんかちょっと笑われたッス…」
ガイ「見慣れないだけだろう。それと恐らく…」
ガイ「口調と不釣り合いなのだろう。紳士は~ッスも俺っちも使わない」
太一「俺っちのアイデンティティが…!紳士は十年後に目指すッス…」
伏見 臣
臣と春組
佐久間 咲也 ”積極的皿洗い”
駅前 咲也「臣さん、今日もお皿洗い手伝います!」
臣「ありがとな。いつも助かってるよ」
臣「今夜は中華料理にするか」
咲也「しゅうまい…ありますか?あ、お皿洗いは任せてください!」
公園 咲也「はぁ…」
臣「今朝皿を割ったこと、まだ落ち込んでるのか?」
臣「咲也に怪我がなくてよかったよ」
咲也「臣さん優しい…!これから気をつけます!」
図書館 咲也「綴くんにお皿洗いのテクニック伝授してもらいました!」
臣「皿洗いバイト、沢山やってそうだもんな」
咲也「お皿洗い、最近ちょっと楽しみなんです」
臣「ちょっと分かる気がするよ。これからもよろしく頼むな」
碓氷 真澄 ”花ムコ修行中”
駅前 真澄「美味しいカレーの作り方、教えて」
臣「カントクのためか…。まるで花婿修行だな」
臣「そういえばお前、包丁握ったことあるのか?」
真澄「ない。けど、たぶんすぐに覚える」
公園 臣「料理は愛情だ。…まあ、そこは問題なさそうだな」
真澄「監督への愛情なら誰にも負けない」
真澄「結婚したらアイツのために毎日カレーを作る」
臣「毎日カレーか…それは確かに愛がなきゃできないな…」
図書館 真澄「サプライズでカレーを渡して…プロポーズ」
臣「そこまでやるのか…?」
真澄「アイツの喜ぶ顔、早くみたい」
臣「カントクにバレないように、こっそり練習しないとな」
皆木 綴 ”葉大生チューボー組”
駅前 綴「夕飯、何にします?」
臣「ミネストローネと鶏のコンフィだ」
綴「鳥料理にすると、また亀吉がうるさいんじゃないんすか?」
臣「あー、そういえばうちはデリケートな問題抱えてたな」
公園 綴「昼飯は俺が作ります。レタスチャーハンすけど」
臣「綴のチャーハンはパラパラしてて美味いんだよな」
臣「デザートは俺が作るよ。杏仁豆腐でいいか?」
綴「デザートあると、みんなテンションあがるんすよね~」
図書館 綴「監督が買い物に出たってことは…」
臣「今夜はカレーだな」
綴「今回はマトンカレーとみた」
臣「なんだかんだ、カントクのカレーは美味いんだよなぁ」
茅ヶ崎 至 ”夜食供給”
駅前 至「夜食のラーメンよろ」
臣「トンコツですよね」
至「焼きおにぎりもプラスで」
臣「はは、了解です」
公園 至「昨日夜食に頼んだおにぎりいつの間にか消えてたんだけど」
臣「あー、犯人はたぶん三角ですね…」
至「俵おにぎりにすればおけ」
臣「なるほど。分かりました」
図書館 臣「夜食、たまには軽いものにしないと胃もたれしませんか?」
至「夜だからこそカロリーが欲しい」
臣「鶏白湯ラーメンもおススメですよ」
至「じゃあ今夜はそれで」
シトロン ”母国の味探求中”
駅前 シトロン「オミに、我が国の味を再現してみて欲しいネ」
臣「たまには故郷の味、食べたいよな」
臣「材料は日本で揃うのか?調味料とか」
シトロン「モーマンタイダヨ!ワタシが空輸しておくネ」
公園 シトロン「我が国のレシピを取り寄せておいたネ」
臣「ありがとう」
臣「まいったな…。レシピが全部外国語で読めない…」
シトロン「ワタシが翻訳するからダイジョブネ!」
図書館 シトロン「オミ、レシピを日本語に翻訳しておいたヨ」
臣「…これはこれで読解困難だ」
シトロン「オミ、今夜のディナー楽しみにしてるヨー!」
臣「…頑張ります」
卯木 千景 ”激辛料理極め中”
駅前 臣「行きつけの激辛店があったら連れてってください。参考にするんで」
千景「それはもちろん良いけど…無理に俺に合わせる必要はないよ」
千景「臣の料理人魂に火をつけちゃったかな?」
臣「いえ、料理担当として100点が欲しいだけなんで」
公園 臣「今日のグリーンカレー、辛さは足りてましたか?」
千景「辛さの好みで言ったらもう一歩…いや二歩って感じかな」
臣「千景さんのだけ辛めにしたんですけど…やっぱり足りなかったか」
千景「でも味は文句なしにうまかった。店で出せるレベルだ」
図書館 千景「その袋の中身…。今夜はスパイス料理かな?」
臣「流石、するどいですね」
臣「旨味を損なわない激辛レシピが完成したんです。きっと驚きますよ」
千景「へえ、それは興味深い。シェフのお手並み拝見だな」
臣と夏組
皇 天馬 ”初めて知るお袋の味”
駅前 天馬「今日は撮影だから夕飯はいらない」
臣「分かった。ちゃんと食って来いよ」
臣「今夜は天馬が好きなハンバーグだったんだけどな」
天馬「…や、やっぱり寮で食べる」
公園 臣「今日も夜練やるのか?」
天馬「ああ。本番近いからな」
臣「夜食用意しておく。リクエストあったら早めに言ってくれ」
天馬「この前作ってくれたアレ、豚汁が良い」
図書館 天馬「ここに来てから外での食事が味気ない気がする」
臣「そうなのか?」
天馬「お袋の味って、こういうことなのか…?」
臣「はは、お袋の味か。そういう褒め言葉も悪くないな」
瑠璃川 幸 ”団内手芸部”
駅前 臣「俺も服作りに挑戦してみるかな…」
幸「それ以上オカン力あげてどうすんの」
臣「スカートが簡単らしい。幸、教えてくれるか?」
幸「その見てくれでスカートとか…まじ?」
公園 臣「幸も羊毛フェルト本格的にやってみないか」
幸「楽しそう。やる」
幸「手芸屋寄って帰ろ」
臣「ああ。あとスーパーもな」
図書館 臣「太一、毎晩裁縫の練習してるぞ」
幸「へー。どうりで急に上達したわけだ」
臣「俺が教えたってこと、太一には内緒にしてくれ」
幸「はいはい」
向坂 椋 ”羊毛フェルト入門”
駅前 椋「この前はフェルトの猫さん、ありがとうございました!」
臣「また作ってやるからな。次はウサギなんてどうだ?」
椋「羊毛フェルトの動物さんたちで動物園を作りたいです」
臣「ははは。じゃあ、頑張って色々作ってみるよ」
公園 椋「羊毛フェルトって、難しいですか…?」
臣「慣れれば簡単だぞ」
臣「羊毛フェルトの材料、買って帰るか?」
椋「はい!」
図書館 椋「はぁ…。羊毛フェルト練習しても全然うまくできなくて…」
臣「慣れもあるからな。焦らず一緒に頑張ろう」
椋「図書館で羊毛フェルトの本借りていきます!」
臣「俺も付き合うぞ。料理本も見ていきたいし」
斑鳩 三角 ”おにぎりメーカーさん”
駅前 臣「今日も夕飯につける白米はおにぎりにしておくな」
三角「ありがとう~!」
臣「おにぎりの具なにがいい?」
三角「高菜明太と梅干~」
公園 三角「お腹すいた!おみのおにぎり食べたい~」
臣「そう言うと思って持ってきた。あとで食べよう」
三角「おにぎりタイム~♪」
臣「おう。まずは手を洗ってからな」
図書館 三角「あのさんかく何ー?」
臣「あれはマカロンタワーだな」
三角「おにぎりタワー作る!おみ、できる?」
臣「へぇ、新しいな。やってみるか」
三好 一成 ”食べ歩きグルメ組”
駅前 一成「駅前のタコス屋リニュったって!」
臣「へぇ、ちょっと気になるな」
一成「腹へり~。タコス屋寄ってこ~」
臣「夕飯、食べられる程度にな」
公園 一成「このキャラメルプレッツェルウマー!おみみもはい、あーん」
臣「本当だ、美味いな。こっちのセサミも食べるか?」
臣「一成はよく食うのに太らないよな。胃下垂ってやつか」
一成「そそ~。おみみは筋肉になっちゃうタイプっしょ」
図書館 一成「おみみのキッシュワゴン開店しよ!オレ、デザインやるし!」
臣「はは。俺はカンパニーのみんなが美味しく食べてくれれば満足だ」
一成「おみみはエプロン着た天使だね!」
臣「俺が天使って…それも芸術家のセンスか?」
兵頭 九門 ”兄孝行レッスン”
駅前 九門「臣さん!オレを弟子にしてください!」
臣「???構わないが…なんのだ?」
九門「兄ちゃんのために、美味しいお菓子作れるようになりたいんです!」
臣「なるほど。そういうことなら任せてくれ」
公園 臣「菓子はなにを作りたいとかあるか?」
九門「兄ちゃんが好きな生クリーム!…オレは食べられないけど」
臣「ホイップは簡単そうにみえて結構奥が深いんだ」
九門「兄ちゃんのために極めます!…オレは食べられないけど」
図書館 九門「…早く、大きく、空気を混ぜ合わせるように…」
臣「はは。エアーホイップだな。今日も帰ったら練習するか」
九門「あ!オレがお菓子作り習ってること兄ちゃんには内緒ですよ!」
臣「もちろん、わかってるよ。十座をびっくりさせてやろうな」
臣と秋組
摂津 万里 ”アメ係”
駅前 万里「左京さんに設定された今日のノルマ、高すぎじゃね?」
臣「はは。それだけお前に期待してるんだよ」
万里「くっそ…ノルマにギリギリ足らねぇ…」
臣「やれるだけやったんだ、左京さんなら分かってくれるさ」
公園 臣「万里とのストリートACTは安心感があるな」
万里「人任せかよ。別にいーけど」
臣「俺のミス、フォローしてくれてありがとな」
万里「あれくらいよゆ~」
図書館 万里「だりぃ。明日は一限サボるか」
臣「たまにはそういう日があっても良いんじゃないか」
万里「アンタ、たまに甘いよな」
臣「そういう存在も必要だろ?」
兵頭 十座 ”理想の専属パティシエ”
駅前 十座「昨日食ったどら焼き、美味かったっす」
臣「良かった。今度は抹茶と黒砂糖生地にするか」
臣「何か食べたいもんあるか?」
十座「…あんみつ」
公園 臣「臨時収入があったから、今日のデザートは二種盛だ」
十座「…!」
十座「……」
臣「早く帰りたそうだな。そんなにデザート楽しみなのか?」
図書館 臣「パリ・ブレストとタルトタタン、帰る頃には食べごろだな」
十座「!!!あれ、家で作れるんすか…」
臣「作って欲しいものがあったら教えてくれ」
十座「…うす」
七尾 太一 ”凸凹同室世話焼きペア”
駅前 太一「今夜も衣装作り手伝ってくるッス!」
臣「太一の好きなホットドック差し入れするよ」
太一「チーズホットドッグにしてほしいッス!」
臣「了解。チーズたっぷりのせとくからな」
公園 臣「部屋、少し片づけておいたぞ」
太一「ありがとう…って、あああアレ見た!?」
臣「安心しろ。思春期男子の聖域を脅かすようなことはしない」
太一「良かった…けど、なんか恥ずかしいッス…!」
図書館 太一「臣クン!今度カメラ教えて!」
臣「構わないが…急にどうしたんだ?」
太一「カメラはモテアイテムッスよ!」
臣「なるほどな。分かった。イチから教えるよ」
古市 左京 ”秋組の父と母”
駅前 左京「今日の稽古は長引きそうだ。差し入れ多めに頼む」
臣「もう下準備終わってます」
左京「お前は母親みてぇだな…」
臣「そういう左京さんは父親っぽいですけどね」
公園 臣「夕飯のリクエストあれば聞きますよ」
左京「俺は何でもいい。若い奴らのリクエスト聞いてやれ」
臣「塩分と糖質控えめにした方が良いのか…」
左京「おい、年寄扱いしろとは言ってねぇ」
図書館 左京「ったく。伏見、お前は若いやつらに甘すぎだ」
臣「そういう存在も必要ですよ」
臣「左京さんムチ、俺がアメってとこです」
左京「ふん。上手い例えしてんじゃねぇ」
泉田 莇 ”母のやさしさ”
駅前 臣「莇、今晩食べたいものあるか?」
莇「…別に、なんでもいい」
臣「昨日作ったドーナツちょっと甘すぎたか?」
莇「…いや、ちょうどよかった」
公園 臣「苦手な食べ物があったら遠慮なく言えよ?」
莇「…酢の物はあんま得意じゃない…かも」
臣「酢の物か…ピクルスくらいは食えるか?」
莇「…まぁ、それくらいは平気」
図書館 莇「臣さん、今日買い物してくんだろ?」
臣「ああ。冷蔵庫空っぽになっちまったからな」
莇「買い出し、付き合う。流石に一人じゃ荷物大変だろ」
臣「…ありがとな。助かるよ」
臣と冬組
月岡 紬 ”もっと食って下さいね”
駅前 臣「…紬さん、ちょっと痩せました?」
紬「そうかな。本番間近で稽古に打ち込んでるからかも」
臣「本番間近だからこそ、ちゃんと食って体重増やしてください」
紬「年下の臣くんに怒られちゃったね。気を付けるよ」
公園 臣「紬さん、おかわりしないですよね」
紬「そうだね。おかずが充実してるおかげかな」
臣「紬さん華奢だから、余計に食べさせたくなるんだよな…」
紬「本当に臣くんは母親気質だよね」
図書館 臣「朝ごはん、いつもより多めに食べてくれましたよね」
紬「臣くんの卵焼きが美味しくてついね」
臣「卵焼きのレパートリー、増やしますね」
紬「ありがとう。楽しみにしてるね」
高遠 丞 ”フットサル仲間”
駅前 臣「今度の草試合、弁当のおかず何が良いですか?」
丞「まるで運動会前だな…」
臣「弁当作るのも楽しみのひとつなんで」
丞「肝心のフットサルの方も頼むぞ」
公園 臣「今日の練習、何時からにします?」
丞「夜稽古もないから夕飯前にするか」
丞「今は摂津を勧誘中だ」
臣「人数増えたらサッカーチームにしたいですね」
図書館 臣「この前の丞さん、ナイスゴールでしたね」
丞「伏見のナイスパスがあったからだ」
臣「亀吉がフットサルチーム入りたいって言ってましたよ」
丞「いや、流石に鳥は無理だろ…」
御影 密 ”ただいま食育中”
駅前 臣「密さん、夕飯何が食いたいですか?」
密「マシュマロ」
臣「マシュマロ以外でって、いつも言ってますよね…」
密「マシュマロ以外、思いつかない」
公園 臣「あ!昼飯食わずにマシュマロを…!」
密「もぐもぐ…」
臣「マシュマロはちゃんと飯食べてからにしてくださいい」
密「はーい」
図書館 密「臣のご飯美味しい。マシュマロの次に」
臣「マシュマロの次か…。でも嬉しいな、ありがとうございます」
臣「デザートにマシュマロケーキ作るんで、先に飯食ってください」
密「分かった」
有栖川 誉 ”律儀な感想”
駅前 誉「今朝のみそ汁、まさに大海原をどんぶらこと航海した気分だった」
臣「あおさ汁、気に入ってくれて良かった」
臣「誉さんは魚卵以外で嫌いなものありますか?」
誉「ないよ。ワタシの天敵は魚卵だけなのだ…」
公園 誉「嗚呼、溶けてとろけて溢れるゴールデンウェーブ…」
臣「チーズオムレツ、また作りますね」
誉「編集部で大量の卵をもらったんだ。使ってくれ」
臣「ありがとうございます。助かります」
図書館 誉「昨夜食べたアレの感動が忘れられない…」
臣「アレ…?」
誉「形はボール、中身はギュウ、サクサク衣のファンタジスタ!」
臣「ビターバレンって言う料理です。また作りますね」
雪白 東 ”今夜のおつまみよろしくね”
駅前 臣「今夜も晩酌しますか?」
東「うん。今夜は白ワインのつもり」
臣「生ハムで巻くフルーツ、桃と洋ナシどっちが良いですか?」
東「うーん、桃かな」
公園 東「良い日本酒もらっちゃった。臣もどう?」
臣「んじゃ、美味いつまみ持って伺います」
東「桜エビのかき揚げよろしく♪」
臣「仰せのままに」
図書館 東「このカンパニーのシェフは本当に優秀だね♪」
臣「一応、役者でもあるんで、そこもお忘れなく」
臣「東さんのおかげで、つまみのレパートリー増えました」
東「ふふっ、それは良かった。これからも宜しくね」
ガイ ”思わずグリンピース”
駅前 臣「そういえば、ガイさんの苦手な食べ物聞いてませんでしたね」
ガイ「気にすることはない。出されたものはみな食べる」
臣「遠慮せずに。参考にするだけですから」
ガイ「…グリンピースだ」
公園 臣「ちなみにグリンピースのどこが苦手ですか?」
ガイ「…独特の風味だろうか。小さいが主張が強く苦手意識を強める」
臣「彩と見栄えのためについ入れちまうんですよね…」
ガイ「料理にケチをつけるつもりはない。引き続き気にせず使ってくれ」
図書館 臣「すみません。昨日のスープについグリンピース使っちまって…」
ガイ「?昨日はグリンピースの姿は確認していないが…」
ガイ「まさかあのグリーンポタージュ?…全く気が付かなかった」
臣「食えたなら良かったです。他にもレシピ考えてみますね」
古市 左京
左京と春組
佐久間 咲也 ”はじまりの二人”
駅前 左京「まさかお前とストリートACTをすることになるなんてな」
咲也「ちょっと感慨深いですね」
咲也「あれ、あそこで見てるのって迫田さん…?」
左京「アイツ…仕事してろってあれほど…」
公園 咲也「ストリートACTをしてると、あの日のことを思い出します!」
左京「ほぅ。過去を懐かしめるとは、それだけ成長したってことか?」
咲也「オレ、ちゃんと成長できてますか…?」
左京「さあな。それは監督さんに聞いてみろ」
図書館 左京「初心忘るべからずだ」
咲也「はい!」
咲也「オレ、劇団のみんなともっともーっとお芝居がしたいです!」
左京「…そうだな、俺も…フッ、なんでもない」
碓氷 真澄 ”恋のライバル…?”
駅前 真澄「……」
左京「なんだ。ガンつけやがって」
真澄「アイツは渡さない」
左京「なるほど、そういうことか…」
公園 左京「ん?あのポスターの俳優…監督さんが好きって言ってた奴か」
真澄「!!!ライバルが増えた…」
真澄「監督、ああいう男が好きなのか…メモ」
左京「ふっ、若いな…」
図書館 真澄「芝居も恋愛も、アンタに負ける気はない」
左京「ガキのくせに生意気言いやがって」
左京「…言っておくが、俺も負けるつもりはねえ」
真澄「のぞむところ」
皆木 綴 ”映画鑑賞仲間”
駅前 綴「この前教えてもらった映画めっちゃ面白かったっす」
左京「気に入ったなら良かった。脚本に役立ててくれ」
綴「まだDVD借りに行ってもいいっすか?」
左京「ああ。いつでも来い」
公園 左京「シアタールームが借りられるところを見つけた」
綴「お、良いっすね!今度行きましょう!」
綴「寮にもシアタールーム欲しいっすねぇ」
左京「決して無駄な出費ではないが…まあ、いずれだな」
図書館 綴「たまにすげぇB級映画観たくなることありません?」
左京「超進化したザリガニが世界征服する映画、結構おススメだぞ」
綴「今度B級映画祭りやりましょう」
左京「いい提案だ。集めておこう」
茅ヶ崎 至 ”オトナのエリートコンビ”
駅前 至「うちの劇団、そんなに困窮してるんですか?」
左京「困窮ってほどでもねぇが、決して余裕があるわけじゃない」
左京「画像データに金突っ込むなら劇団への月謝増やせ」
至「それはお断りします」
公園 至「経理、俺もちょっと見ましょうか」
左京「それは助かる。…が、変な支出はするなよ」
至「いっそのこと、株投資はじめてみるとか」
左京「投資する金すら今は勿体ない」
図書館 至「経済学、少しは分かるんで何かあったらいつでもどうぞ」
左京「そうだな。今度相談させてもらう」
至「買い時の株も教えましょうか」
左京「個人的に聞いておこう」
シトロン ”温泉好き湯けむりペア”
駅前 シトロン「ぶらり温泉旅するネ!」
左京「たまにはいいだろう。心身共に癒しは必要だ」
シトロン「温泉発掘して、ONSENカンパニー始めるヨ!」
左京「それは却下だ」
公園 シトロン「温泉に行くなら南ネ」
左京「いや、北だろう」
シトロン「温泉と言えばフルーツ牛乳と卓球がセットダヨ!」
左京「なに?コーヒー牛乳とマッサージ機だろうが」
図書館 シトロン「寮のお風呂も天然温泉にするヨ!」
左京「ONSENカンパニー、まだ諦めてなかったのか…」
シトロン「温泉はいい財源になるネ。ガッポガッポ間違いなしダヨ」
左京「…それは一理あるな。維持費の面をクリアできれば…」
卯木 千景 ”エリート眼鏡ズ”
駅前 千景「俺たち「エリートメガネ」って呼ばれてるらしいですよ」
左京「メガネキャラはエリートかヘタレに自動振り分けされるからな…」
左京「しかしキャラが多いからと雑で安直な関係付けはうんたらかんたら」
千景「メタ発言ですよ、それ」
公園 千景「左京さん、いつも同じメガネかけてますよね」
左京「卯木はたまに違うもんかけてるな。理由でもあんのか」
千景「TPOですよ。ビジネスは信頼が大事なんで」
左京「その胡散臭さで信頼が大事とはよく言ったもんだな…」
図書館 左京「ところで卯木、出張手当とかで給料結構な額もらってんだろ」
千景「唐突に金の話ですか」
左京「ピンチの時はお前も財布だ。あと持ってるコネクション全部吐け」
千景「金はともかく、コネクションだけは黙秘させてください」
左京と夏組
皇 天馬 ”ユニット内指導者ペア”
駅前 左京「夏組は全体の演技力がどんどん上がっているみたいだな」
天馬「ふんっ、オレが付いてるんだ。当然だろ」
天馬「秋組もアンタのおかげか大分まとまったんじゃないか」
左京「皇に褒められるとはな。まあ、礼は言っておく」
公園 天馬「うちは騒がしくて集中力が足りないんだよな…」
左京「それはうちもだな。すぐに喧嘩おっぱじめやがる」
左京「収拾がつかなくなったら、一発喝入れて睨め。大抵これで収まる」
天馬「たぶんそれ、うちじゃ効果ないな……」
図書館 天馬「一成と三角が秋組みたいなアクションやりたいってうるさい」
左京「殺陣なら俺が指導してやろう。みっちりとな」
左京「二度とフルーチェさんなんざ呼べないようにしてやる」
天馬「根性から叩き直してやってくれ」
瑠璃川 幸 ”衣装予算バトル開戦”
駅前 左京「そろそろ次公園の予算組をするか…」
幸「そうだね…」
幸「言っておくけど、今回も譲らないから」
左京「それはこっちの台詞だ」
公園 左京「今回も衣装の予算は20万だ」
幸「はぁ?なめてんの?」
左京「予算内で賄うのも衣装係の仕事だ」
幸「妥協してクオリティ落としたくないって言ってんの」
図書館 幸「26万」
左京「23万」
幸「…25万」
左京「いいだろう」
向坂 椋 ”オススメ少女漫画貸借中”
駅前 左京「あの本、お前が読んでる漫画の新刊じゃないか」
椋「本当だ!帰りに買って行っても良いですか?」
椋「すっごく面白い漫画なんです!良かったら読んでください!」
左京「今借りてるもの読み終わったら貸してもらう」
公園 椋「この前貸した漫画どうでした!?すごくキュンキュンしませんか?」
左京「中だるみはあるが、まあラストは悪かねぇな」
椋「ヒロインの女の子、ちょっとカントクさんに似てますよね」
左京「そうか…?まあ、髪型と性格はちっと似てるかもしれないな」
図書館 椋「MANKAIカンパニーも漫画にならないかな…」
左京「コミカライズか…なるほど悪くない視点だ」
左京「聖地巡礼で劇場への客足も増えそうだ。グッズの在庫もはける」
椋「ゆくゆくは映画化やドラマ化も…!」
斑鳩 三角 ”ココロがさんかく!”
駅前 三角「さきょーはいつもしかめっ面~」
左京「うるさい。これから芝居だ、集中しろ」
三角「さきょーはココロがさんかくだね~」
左京「…意味が分からん」
公園 左京「斑鳩、今日はアクロバットをやれ」
三角「ラジャー♪」
左京「やはりアクロバットをいれるとチップが増えるな…」
三角「おひねりいっぱい!さんかく買って良い?」
図書館 三角「沢山稼げたらさんかくアイスバー10本買って良い~?」
左京「却下だ。出稼ぎの意味ねぇだろうが」
左京「ちっ、今日のノルマは達成できずか」
三角「相変わらずココロがさんかくですね~」
三好 一成 ”金髪ブリーチペア”
駅前 一成「フルーチェさんとオレ、ヘアカラー似てるよね☆」
左京「言われてみればそうだな」
一成「髪色オソロ発見記念日ってことで写真とろ♪」
左京「撮らん。どうせくだらない加工をしてネットにあげるんだろう」
公園 一成「オレとフルーチェさん、兄弟って言っても通じそうじゃね!?」
左京「…髪色、変えるか」
一成「ヘイ、ブラザー!ウェーイ!」
左京「頼むから近づくな、離れて歩け」
図書館 一成「髪サラサラ~うらやま!」
左京「おい、触るな!」
一成「せっかくだし、今度は外国人役とか良いかも!全編英語!」
左京「英語使えるのか?そもそも客に通じんだろうが」
兵頭 九門 ”あやとりクラブ”
駅前 九門「左京さん!これなんだ!」
左京「…あやとりか。ほうき、だな」
左京「あやとりなんて今時のガキでもやんのか。昔よくこうして作ったな」
九門「おお!カニだー!左京さんもあやとり得意なんすね!」
公園 左京「…四段はしごからの……電波塔だ」
九門「すっげー!連続技!あとでやり方教えてください!」
九門「…ここに指をひっかけて…あれ!?なんか違う!」
左京「ひっかける時に指が外れたな。もっと慎重にやってみろ」
図書館 九門「よっと…はい、田んぼ!次、左京さんとって!」
左京「…よっ。かえる、だ」
九門「二人あやとり楽しいっすね!またやりましょ!」
左京「…ふっ、ガキの頃に戻った気分だな」
左京と秋組
摂津 万里 ”クソガキvsおっさん”
駅前 万里「テキトーにやれば大丈夫っしょ」
左京「テキトー、か。都合のいい言葉だな」
左京「さっきの芝居、今日の観客は騙されてくれたが――」
万里「まーた長い説教タイムかよ」
公園 左京「お手並み拝見といくか、リーダーさん」
万里「上等じゃねーか」
万里「リーダー、リーダーいうならもうちょい敬ってくれません?」
左京「まずは敬ってもらえるようなリーダーになることだな」
図書館 万里「人生経験とか関係ねぇ。芝居で左京さんに負ける気ないんで」
左京「生意気いうじゃねぇか」
万里「…クソじじぃ」
左京「何か言ったかクソガキ」
兵頭 十座 ”強面師弟コンビ”
駅前 左京「本番のつもりで臨め」
十座「うす」
左京「帰ったら殺陣の稽古つけてやる」
十座「あざす」
公園 十座「…周りに人がいねぇ」
左京「…まさか、俺たちにビビってんのか?」
左京「芝居はもちろんだが、愛想笑いの稽古も必要だな…」
十座「愛想笑い…」
図書館 左京「今日はファンサービスの練習も兼ねるぞ」
十座「ファンサービス…」
十座「ファンサービス、奥が深いっす」
左京「そうだな…控えめに言って大失敗だった」
七尾 太一 ”左京にぃについてくッス!”
駅前 太一「左京にぃみたいなデキるインテリ男子…憧れるッス!」
左京「ったく、お前は未来像がブレブレなんだよ」
太一「左京にぃ~ワンワン♪」
左京「ちっ。どうして俺の周りには犬みてぇなのが集まってくるんだ」
公園 太一「俺っちも眼鏡かけようかな…」
左京「どう考えてもお前視力2.0だろうが」
太一「眼鏡男子ってモテのテッパンすよね!」
左京「少なくとも、松川がモテているようには思えないがな」
図書館 太一「左京にぃを見習って、趣味を読書にしたっす!」
左京「目的はどうであれ、良い傾向だな」
太一「分からない漢字が多すぎて辞書片手ッス!全然進まない!」
左京「小学生用の児童書からはじめろ」
伏見 臣 ”秋組の父と母”
駅前 左京「今日の稽古は長引きそうだ。差し入れ多めに頼む」
臣「もう下準備終わってます」
左京「お前は母親みてぇだな…」
臣「そういう左京さんは父親っぽいですけどね」
公園 臣「夕飯のリクエストあれば聞きますよ」
左京「俺は何でもいい。若い奴らのリクエスト聞いてやれ」
臣「塩分と糖質控えめにした方が良いのか…」
左京「おい、年寄扱いしろとは言ってねぇ」
図書館 左京「ったく。伏見、お前は若いやつらに甘すぎだ」
臣「そういう存在も必要ですよ」
臣「左京さんムチ、俺がアメってとこです」
左京「ふん。上手い例えしてんじゃねぇ」
泉田 莇 ”坊とお目付け役”
駅前 莇「…クソ左京と二人芝居とか最悪」
左京「うるせぇ。今更ごちゃごちゃ文句言ってんじゃねぇ」
莇「っち。やりづれぇ」
左京「そりゃこっちの言葉だな。芝居くらい素直に受けやがれ」
公園 左京「会長が飯食いてぇってよ。帰ったら支度しろよ」
莇「ケンさんがいんなら考えてもいい」
左京「迫田はてめぇの犬じゃねぇ。アイツにも仕事があんだよ」
莇「ああ?犬なんて思うかよ。そう思ってんのはてめぇだろ!」
図書館 左京「…ったく。昔の可愛げはどこいっちまったんだか」
莇「可愛げとか…きめぇこと言ってんな」
左京「久しぶりに仁義王カードで遊ぶか?」
莇「…ふん。負けねぇからな」
左京と冬組
月岡 紬 ”几帳面コンビ”
駅前 紬「左京さん、すごく几帳面ですよね」
左京「どちらかと言えばそうだな。お前も几帳面なタイプだろ」
紬「よく几帳面に思われるんですけど結構大雑把ですよ」
左京「ほぅ。意外だな」
公園 左京「普段の性格は別として、芝居は几帳面そのものだろ」
紬「そうですね。丁寧な芝居を心がけています」
紬「芝居に性格って出ますよね」
左京「そうだな。そこもまた芝居の面白いところだ」
図書館 左京「中庭は月岡のおかげで整然として落ち着く」
紬「それは良かったです」
紬「今の芝居についてなんですけど…」
左京「待て、メモする」
高遠 丞 ”芝居にストイックコンビ”
駅前 左京「ストリートACTは得意分野だろ 悪いがリード頼む」
丞「分かりました。任せてください」
左京「高遠、帰ったら反省会付き合ってくれねぇか」
丞「芝居のことならいくらでも付き合います」
公園 左京「うちは初心者が多い分、基礎はしつこいくらいに鍛えた方が良い」
丞「特に体力づくりと発声には力を入れた方が良いと思います」
左京「納得いく芝居ってのは、なかなかできるもんじゃないな」
丞「そうですね。だからこそ面白いんですけど」
図書館 左京「お前から見て、俺の芝居はどうだ?」
丞「舞台経験が少ないにしては、堂々としてて悪くないと思います」
丞「左京さんの芝居には覚悟みたいなもんを感じます」
左京「覚悟、か…」
御影 密 ”とりあえず床で寝るな”
駅前 左京「絶対に寮に帰るまで寝るなよ」
密「寝ない」
密「ぐー…すぴー…」
左京「言質というものを知らんようだな」
公園 左京「床で寝るな。体を痛めるし何より迷惑だ」
密「ちゃんと隅で寝てる」
左京「いいか、睡眠とは身体の資本で~うんたらかんたら」
密「ふわぁ…おやすみなさい…」
図書館 左京「次に床で寝たら一晩逆立ちさせておくからな」
密「たぶん、それくらいなら平気」
左京「お前は布団で寝る心地よさを知らないのか?いっそ同情する」
密「寝たい時に寝る快感、教えてあげたい」
有栖川 誉 ”理系脳vs文系脳”
駅前 誉「キミは本当に頭が固いね…。芸術は自由であるべきなのだよ」
左京「お前の芸術とやらは自由すぎる」
誉「まったく、キミはもう少し芸術を理解したまえ」
左京「やれやれ…」
公園 誉「数字を操るよりも言葉を操る方が楽しいと思わないかい?」
左京「お前のそれは操るとは言わん」
誉「すぐに現実的に考えすぎるのは理系脳のいけないところだね」
左京「お前の場合、理系も文系も関係ない気がするがな…」
図書館 誉「ナイスアイディアを閃いたぞ!いいかい、このワタシが――」
左京「却下だ」
左京「劇団七不思議なんてくだらんな」
誉「そうかな。事実は小説より奇なりと言うだろう?」
雪白 東 ”最年長?晩酌コンビ”
駅前 左京「随分と上機嫌だな」
東「ふふっ、分かっちゃう?良いお酒もらったんだ♪」
東「みんなに10年ものの吟醸酒ふるまっちゃおうかな」
左京「10年ものだ?アイツらに味が分かんのか?」
公園 東「ふふっ…」
左京「何笑ってやがる…」
東「昨日のことで思い出し笑い。左京くん、酔うとああなるんだ…」
左京「っち。嫌なやつに見られちまった…」
図書館 東「お酒って人を狂わせるよねぇ…」
左京「……」
東「左京くん、眼鏡とると可愛い顔してるよね」
左京「…!いつ見やがった…!」
ガイ ”MANKAI経理部”
駅前 左京「最近、支出がじわじわと増えてやがるな…誰だ犯人は」
ガイ「確かに支出が約0.5%ずつ増えているようだ」
ガイ「人数が増えたせいもあるだろう。仕訳帳を確認してみよう」
左京「ああ、頼んだ」
公園 ガイ「支出の原因は電気代のようだ。増員を加味しても昨年より多い」
左京「…今夜全員集めて軽くしめるか」
ガイ「今月はトイレタリー品…化粧品の購入もやや多いようだ」
左京「…坊だな。個別で説教たれてやるか」
図書館 ガイ「食費が0.2%多い。野菜の高騰が原因なら許容すべきか」
左京「もやしと根菜で水増しするよう監督さんと伏見に伝えておく」
左京「てめぇのおかげで経理の正確さが格段にあがった。助かる」
ガイ「数字の管理は得意な方だ。劇団のため尽力しよう」
泉田 莇
莇と春組
佐久間 咲也 ”ノー反抗期と反抗期”
駅前 莇「…アンタ、リーダーなのに礼儀がどーとか言わないんだな」
咲也「オレは一緒にお芝居ができればそれでいいから!」
咲也「それに莇くんはたしか…」
莇「???」
公園 咲也「ええと…莇くんは今反抗期…なんだよね?」
莇「別にそんなんじゃないけど。誰に言われた?」
咲也「左京さんが「坊は反抗期だから色々大目にみてくれ」って…」
莇「あのクソキンパメガネ…。レンズ叩き割る」
図書館 咲也「左京さんは莇くんのことが大事なんだね!」
莇「は?んなわけねぇだろ」
莇「…アンタ、反抗期とは無縁の顔してる」
咲也「そ、そうかな?」
碓氷 真澄 ”黒髪クールボーイズ”
駅前 莇「……。」
真澄「……。」
真澄「…疲れた」
莇「…だな」
公園 莇「いつもヘッドホンしてるけどなに聴いてんの?」
真澄「…プログレとか。いろいろ。」
真澄「…お前、音楽好きなんだろ。誉、趣味が合うって言ってた」
莇「いや、好きなジャンルが同じだけで趣味は合わねぇな。全く」
図書館 真澄「これ、やる」
莇「…CD?ジャケットデザインずいぶん奇抜だな…」
真澄「それ、誉からもらった謎のCD。俺のおススメ。…聴いてないけど」
莇「聴いてねぇのかよ!俺に押しつけんな!」
皆木 綴 ”メイク映え舞台希望”
駅前 綴「メイクとして、こんな舞台がやりたいとか要望あるか?」
莇「…派手にメイクできるやつ」
莇「例えば、ビジュ――」
綴「ビジュアル系バンドは却下」
公園 莇「ラッパーの歌舞伎役者とかどう?」
綴「発想が斬新だな…」
莇「じゃあサッカー選手の歌舞伎役者」
綴「とりあえず歌舞伎から離れろ」
図書館 莇「…亡霊たちの顔とか、どう?」
綴「へえ、アンデッドとは一味違った感じで面白そうだな!」
莇「クソ左京は落ち武者にしてやる」
綴「バッチリ私怨混ざってんな…」
茅ヶ崎 至 ”生活改善希望”
駅前 莇「じー…」
至「…そっと目を逸らす俺」
莇「肌のコンディション落ちてんな。公演期間だったら裏拳3発だった」
至「いやいや、裏拳3発くらう方が被害甚大なんですけど」
公園 莇「今日から至さん、21時就寝、夜食禁止な」
至「外道すぎワロタ」
至「夜食は譲るから21時就寝だけは勘弁してほしいんだけど…」
莇「ちっ。スキンケアの工数増やすからな」
図書館 至「言われた通り、夜食禁止してスキンケア頑張りました」
莇「…ふーん。元の肌質いいしな。ま、ギリギリ及第点」
至「…よし、今夜はピザとコーラでオールナイト♪」
莇「ぶっころす」
シトロン ”異国メイク勉強中”
駅前 莇「シトロンさんの顔って特徴的だよな」
シトロン「特徴的?」
シトロン「エキゾチックでアメイジングなビューティーフェイスってことネ?」
莇「…そこまでは言ってねぇけど」
公園 シトロン「アザミは外国のメイク興味あるネ?」
莇「ある。シトロンさんの国のメイクどんな感じ?」
シトロン「目はコンゴウインコのごとし唇はゴクラクチョウのごとしダヨ」
莇「???」
図書館 莇「シトロンさんの国は確か南国…カラーメイクってことか。」
シトロン「オー、そういう言い方もあるヨ!ワタシの顔で試してみるネ?」
シトロン「ワタシまぶたラメラメでメラメラギラギラにしてほしーヨー!」
莇「よくわかんねぇけどメイク中は黙らせるからな」
卯木 千景 ”青少年健全育成条例”
駅前 千景「今日は若いカップルが多いな。…莇、平気?」
莇「…は、はあ?何がだよ。いいからストリートACT始めるぞ!」
千景「…あ、あそこのカップルがハグ――」
莇「!!??……って、してねぇじゃねぇかクソメガネ!」
公園 千景「莇はウブなんだな。統計では昨今の若者は××が××…」
莇「ばっ、テメッ、はあ!?」
莇「左京はクソジジイメガネだけどテメェはクソハレンチメバネだ!」
千景「はは。これはまたひどい言われようだな」
図書館 千景「莇は外見と中身のギャップがセールスポイントだな」
莇「テメェも表裏やべーぞ」
莇「テメェ、まじでまともなオトナじゃないな」
千景「いまさら。反面教師にでもしてくれ」
莇と夏組
皇 天馬 ”一方的盆栽フレンズ”
駅前 天馬「中庭に出してきた鉢…アイツらに悪さされてないか心配だ」
莇「あの立派な盆栽、天馬さんのか。渋い趣味もってんだな」
天馬「莇お前…盆栽のこと分かるのか!?」
莇「? 詳しくはねぇけど親父が趣味で育ててっから」
公園 天馬「夏組のやつら、盆栽の良さをこれっぽっちも理解してない」
莇「対象年齢たけぇからな…。高校生の趣味じゃねぇだろ」
天馬「オレたちで劇団に盆栽の良さを広めていくぞ!」
莇「…は?」
図書館 天馬「莇、『月刊 盆栽の友』って知ってるか?」
莇「ああ…盆栽の専門誌か。親父が定期購読してた」
天馬「オレが表紙を飾ることになったらメイクにお前を指名するからな!」
莇「まじ?あざっす。」
瑠璃川 幸 ”デザイナー様とメイク様”
駅前 幸「衣装デザイン考えてるんだけどメイクの意見聞きたい」
莇「わかった。あとで見せて」
幸「衣装の色数多めにしたいんだけど役者が負けそうなんだよね」
莇「…衣装、いいじゃん。俺がメイクでいい感じに仕上げる」
公園 幸「九門のサイズが変わった…。筋肉だるま、許さない」
莇「あんま怒ってると、肌荒れるぞ。放っておけば」
幸「銭ゲバヤクザが深夜に十座にチョコ与え続けてたら?」
莇「あ?想像できねぇけどとりあえずぶっころす」
図書館 莇「…幸さん、肌荒れはじめてる。睡眠とれてねぇだろ」
幸「まじ?まあ、衣装づくり佳境だし仕方ないか」
幸「アンタが手伝ってくれたら睡眠時間ちょっと増えるんだけど?」
莇「…ちっ。わかった、考えとく」
向坂 椋 ”少女漫画は破廉恥”
駅前 椋「莇くんも少女漫画同好会に入らない?」
莇「クソ左京がいんだろ?ぜってーやだ」
椋「そっか…。そうだよね、莇くん反抗期だし…」
莇「みんな揃いも揃って人を反抗期扱いすんじゃねぇ」
公園 椋「これ!ボク一押しの少女漫画『ワンルーム★二人の距離』!」
莇「!!!ど、同棲!?破廉恥なもん見せんな!」
莇「クソ左京、あんな破廉恥なもん読んでんのか…。変態かよ…」
椋「少女漫画、キラキラしててとっても素敵なのになぁ…」
図書館 椋「どんな少女漫画なら読めそう?ボク、探してくるよ!」
莇「うーん…」
莇「接吻は言語道断、手繋ぎは婚約後 とりあえず男女の色恋なければ」
椋「そ、そんな少女漫画じゃときめかないよ~!」
斑鳩 三角 ”さんかくメイクおねだり中”
駅前 三角「あざみ~さんかくメイクってできる?」
莇「どんなメイクだ」
莇「そもそもアンタすでにサンカクまみれだけど」
三角「ゆきにも言われた~。これじゃ全然たりないんだよ~」
公園 莇「サンカクのメイクって具体的にはどんなの?」
三角「う~ん…とにかくさんかくがいっぱい欲しい!」
莇「ペイントすりゃいいのか…?参考資料持ってこい」
三角「りょーかい♪」
図書館 莇「三角さん、サンカクメイク?の参考写真持ってきたか?」
三角「うん!あとで見せるね!」
三角「はい、これ~。」
莇「…スーパーさんかくクン?余計わかんねぇ…」
三好 一成 ”プチプラアイテム好き”
駅前 一成「みてみて~新しいアクセ!可愛いけど激安だったんだ~」
莇「一成さんはハイブラが好きなのかと思ってた」
一成「安価でもいいモノ多いからね~。プチプラは正義!」
莇「それ、すげぇ分かる」
公園 莇「一成さんの服のセンス結構好きかも」
一成「アザミンに言われると超うれピコやばたん!」
一成「オレたち好みけっこー似てるしおしゃマブフレンドなれるかも!」
莇「…言葉のセンスは理解不能だけど」
図書館 一成「超プチプラ神ショップ見つけた!アザミンミン一緒いこ~」
莇「みんみん…?…へぇ、デザインかっけぇな」
一成「この店でお互いのフルコーデしちゃおうよ~!」
莇「一成さんのセンスなら任せても心配ねぇか。…分かった」
兵頭 九門 ”仲良しルーキーズ”
駅前 九門「数学の小テスト3点だった…。莇得意なら教えて!」
莇「今日紬さん留守だっけ。まあ、苦手ってわけじゃねぇけど…」
莇「流石に高校の数学は俺分からないと思うんだけど」
九門「!!!そうだ莇、年下だった…!」
公園 九門「莇!帰りに野球やってこ!」
莇「…やだ。俺、サッカー派だし」
九門「じゃあ、野球ちょっとやってそれからサッカーしよ!」
莇「…はあ、仕方ねぇな」
図書館 九門「昨日、商店街の奥で喧嘩してたの莇だろ?」
莇「あー、たぶん。言っとくけど絡んできたの向こうからだから」
九門「喧嘩強い莇はカッコいいけど、メイクなんだから手は大事にな」
莇「…分かってるよ。ていうかいきなり年上ヅラすんな」
莇と秋組
摂津 万里 ”対左京悪ガキコンビ”
駅前 莇「同じこと何回も何回も…陰湿なんだよあのオヤジ…」
万里「あ~今日の左京さんの説教いつもの3割増しで長かったな」
莇「ガキの頃は左京にムカつくとよく眼鏡に指紋つけてやった」
万里「…お前もなかなか陰湿だな」
公園 莇「万里さん、リーダー権限でクソ左京大人しくさせられねぇの」
万里「あ?んな権限あったらとっくに行使してるっつーの」
万里「俺はまだ左京さんにリーダーとして認められてねぇだろうしな」
莇「ふーん。…じゃ、先は長そうだな」
図書館 万里「…お前さ、結構左京さんと似てるとこあるよな」
莇「はあ!?アイツと俺が似てるとかまじありえねぇから」
莇「大体、あのクソキンパメガネは小姑みたいにうんたらかんたら…」
万里「そーいうとこだって」
兵頭 十座 ”実年齢+5”
駅前 十座「莇は大人びてんな。九門と並ぶと余計中坊には見えねぇ」
莇「アンタの弟がガキくさいのも大きいと思うけど」
莇「十座さんもぶっちゃけ学生には見えねぇよ」
十座「…ああ。よく言われる」
公園 十座「実年齢より上に見えるのは…髪型のせいか?」
莇「あー、それはあるかも。しばらく下ろしてみれば」
十座「髪を下ろす…か…。…………」
莇「そんなに悩むことねーだろ…オールバックがポリシーとか?」
図書館 十座「映画館で学生料金払うとたいてい止められる」
莇「分かる。料金がらみはめんどーだよな」
十座「若く見える方法…東さんに聞いてみるか」
莇「いや、そもそもアンタとじゃ路線が違いすぎねーか…?」
七尾 太一 ”純愛派ボーイズ”
駅前 太一「あーちゃん、今夜ひま?」
莇「別に予定はなにもねぇけど…」
太一「バルコニーで恋バナ大会するッス!」
莇「こ、恋バナ!?別に興味ねーし!お、俺は不参加で」
公園 太一「俺っち、いつになったらカノジョできんのかなぁ…」
莇「か、彼女とかはえーだろ!太一さんまだ高校生だし…」
太一「男子の結婚は18歳からだよ?全然早くないっしょ!」
莇「いや、早い。改正するべきだな」
図書館 莇「太一さん、彼女の前にまず好きな女作るとこからじゃね」
太一「は!そーだった…」
太一「俺決めた!恋活しよ!あーちゃんも――」
莇「遠慮しとく」
伏見 臣 ”母のやさしさ”
駅前 臣「莇、今晩食べたいものあるか?」
莇「…別に、なんでもいい」
臣「昨日作ったドーナツちょっと甘すぎたか?」
莇「…いや、ちょうどよかった」
公園 臣「苦手な食べ物があったら遠慮なく言えよ?」
莇「…酢の物はあんま得意じゃない…かも」
臣「酢の物か…ピクルスくらいは食えるか?」
莇「…まぁ、それくらいは平気」
図書館 莇「臣さん、今日買い物してくんだろ?」
臣「ああ。冷蔵庫空っぽになっちまったからな」
莇「買い出し、付き合う。流石に一人じゃ荷物大変だろ」
臣「…ありがとな。助かるよ」
古市 左京 ”坊とお目付け役”
駅前 莇「…クソ左京と二人芝居とか最悪」
左京「うるせぇ。今更ごちゃごちゃ文句言ってんじゃねぇ」
莇「っち。やりづれぇ」
左京「そりゃこっちの言葉だな。芝居くらい素直に受けやがれ」
公園 左京「会長が飯食いてぇってよ。帰ったら支度しろよ」
莇「ケンさんがいんなら考えてもいい」
左京「迫田はてめぇの犬じゃねぇ。アイツにも仕事があんだよ」
莇「ああ?犬なんて思うかよ。そう思ってんのはてめぇだろ!」
図書館 左京「…ったく。昔の可愛げはどこいっちまったんだか」
莇「可愛げとか…きめぇこと言ってんな」
左京「久しぶりに仁義王カードで遊ぶか?」
莇「…ふん。負けねぇからな」
莇と冬組
月岡 紬 ”化粧映えNo.1?”
駅前 莇「…俺、紬さんのことでずっと思ってたことあんだけど」
紬「え?な、なに?」
莇「…アンタ、すげー化粧映えしそうだよな」
紬「化粧映え…?そうかな?はじめて言われたかも」
公園 莇「紬さんの顔ぱっと見地味だけどパーツがすげぇいいんだよな…」
紬「よくわからないけど…とりあえず、ありがとう…?」
莇「たまにでいいからメイクの練習台になってよ」
紬「俺に務まるか不安だけど…いつでも協力するよ」
図書館 莇「紬さん、今日も顔貸して。ハーフ顔メイクしたい」
紬「俺が…ハーフ…流石に無理じゃないかなぁ」
紬「ハーフ顔ならシトロンくんかガイさんが適任じゃない?」
莇「いや、あれはモロ外国人だろ。メイクの必要ねーから…」
高遠 丞 ”サッカーマニア”
駅前 莇「丞さんは贔屓のサッカーチームとかあんの?」
丞「ああ。ガキの頃からV.ファルコン一筋だ」
莇「あ。俺もずっとファルコンサポ」
丞「そうなのか?じゃあ今度一緒に試合観に行くか」
公園 丞「泉田、これ」
莇「…チケット?」
丞「今週末のファルコンのホームゲームだ。行くだろ?」
莇「行動早すぎ…この人演劇バカなだけじゃねぇのかよ」
図書館 丞「そういえばサッカー部入部の件考えてくれたか?」
莇「あーそういえば…。サッカー好きだし、入ってもいいけど」
丞「よし、今夜は泉田歓迎マッチを開催するか」
莇「だから行動早すぎ…。…まあ、試合は出るけど」
御影 密 ”ゆるファッション好き”
駅前 密「じー…」
莇「???」
密「莇の服、ゆったりしてて寝るのに適してる」
莇「寝間着じゃねぇんだけど…」
公園 密「莇はゆるい感じのファッションが好き?」
莇「わりと。楽だし、あんまり体のシルエット出したくねぇ」
莇「密さんは寝やすいからか?そのくせパンツは細身だけど」
密「…有事に備えて、動きやすさも大事だから」
図書館 密「昼寝ルック同士、仲良く昼寝しよ」
莇「だからこれは寝間着じゃねぇって」
密「ふぁ…眠くなってきた。莇も昼寝する?」
莇「アンタ見てると眠くなってくる。…ま、たまには昼寝もいいか」
有栖川 誉 ”ラップLOVEだYO”
駅前 誉「キミ…HIP-HOPが好きなんだって?」
莇「そうだけど…」
誉「同じラッパー同士仲良くしようじゃないか」
莇「いや俺ラッパーじゃ…待てアンタはポエマーだろ…?」
公園 誉「ワタシもラップが好きでね。よくラップバトルに行くんだ」
莇「誉さんがラップバトル?会場で異彩放ちすぎだろ…」
誉「これでもバトルでは負け知らずなのだよ!」
莇「まじかよ…。誉さんのラップちょっと気になってきちまった…」
図書館 誉「Hey! 有栖川 a.k.a DJ ALICE キミと共鳴、遠慮せずホーミー」
莇「Yoyo! 莇 a.k.a AZM 最高のライムで始めろパリタイム」
誉「とってもドープな時間だったよ!ああ、録画しておくべきだった」
莇「…のせられるがままにラッパーのストリートACTやっちまった」
雪白 東 ”MANKAI美容部”
駅前 莇「東さん、今日いつも以上に肌の調子いいな…」
東「ふふっ、わかる?美容液を変えてみたんだ」
莇「どのブランド?新作?帰ったら教えて」
東「もちろん。莇にも分けてあげるよ」
公園 東「気になってる乳液があるんだ。新しいブランドみたいんだけど…」
莇「へえ、あとで名前教えて」
東「さっき言ってた乳液これなんだけど」
莇「…#コスメのアンケで試供品もらったな。東さんにやるよ」
図書館 東「莇、言われてたパック大量に仕入れておいたよ」
莇「あざす。帰ったらばらまくか」
東「ふふっ、基礎スキンケア強化月間だなんて結果が楽しみだね」
莇「サボったらすぐ分かるからな。成果ねぇやつは延長してやる」
ガイ ”暗算得意”
駅前 ガイ「支配人からカリキュレーターを買ってくるように言われた」
莇「ああ、計算機か。そういや昨日ぶっ壊れたって騒いでたな」
ガイ「しかし良質なカリキュレーターとはどんなものだろうか…」
莇「さあな。俺はそろばんはじく方が楽だからあんま使ったことねぇ」
公園 ガイ「そろばんを習得した者は暗算が得意と聞いた」
莇「そうかも。ガイさんは…なんか得意そうだよな…」
ガイ「俺も暗算は得意だ。なにしろアンドロイドだからな」
莇「…だよな。あとで腕比べしてみるか」
図書館 ガイ「7360+5374+9154 簡単すぎるだろうか」
莇「21888。楽勝だな」
莇「次。2444+6893+6083」
ガイ「15420。足し算は簡単すぎる。次回はかけ算でやろう」
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